竹内文書の世界史的解読

上古第一代天皇アシカビキミヌシは宇宙の彼方(天日国)から地球に天降り､天元根国(コーカサス地方)で即位した。................................................................................................... 7

上古第２代ツクリヌシキヨロズオ（天皇）の世に、弟妹（ｵﾄﾒ）が、五色人（すなわち地球上の黄　白　赤　青　黒の五色の人種）を産んだ............................................................. 8

高辛................................................................................................................................ 10

上古第３代天皇キイノクニミヌシは、大型宇宙船８隻、小型宇宙船１６隻を造らせたあと､これに乗って地球各地を視察した。................................................................................. 10

上古第４代天皇アメノミナカヌシの世においても、地球全土が泥の海となる異変がひきつづき発生した。..................................................................................................................... 12

上古第５代天皇の世に、天神人祖一神宮の、本殿と前殿が完成した。....................... 13

第５代天皇は筑波山から神去り、天皇の御霊は筑波の男体山に、皇后の御霊は筑波の女体山に祭られた........................................................................................................................ 14

上古第６代天皇は万国巡航を終えると、青森県下北半島の大湊海岸に着陸し、恐山山地の、釜臥山に立ち寄ってから、神岡の御皇城大宮に帰還した。............................................. 15

上古第７代天皇は、６代天皇の娘で、６代天皇の夫である幸男神を夫として即位した。 16

上古代８代天皇アメノヤオタルヒは即位すると、ただちに厳しい寒暑に耐えられるよう、綿や麻、絹織物で男女の衣服をつくらせ、教官を万国に派遣して製法指導にあたらせた。 18

上古第９代天皇の時代に、地球はことごとく泥の海におおわれていた。.................... 19

第１０代天皇、タカミムスビ（高皇産霊）は富山県上新川郡大山町と岐阜県苦城郡上宝村、おなじ長野県................................................................................................................. 23

大町市の境にある、三俣蓮華岳（越中鷲羽山）の地下に宮殿を造り（大宮仙洞）、不老長寿の薬を飲んで長生きした................................................................................................... 23

タカミムスビは、万国巡幸を終えて帰国すると、「天越根中国日高見神明天神人祖一神宮」を再建し.......................................................................................................... 29

タカミムスビは、鹿児島（奇日根日向）の東霧島から神去った........................... 29

古第１１代天皇カミムスビは、皇祖皇体神宮で即位の儀式をすませると.................... 30

上古第１２代天皇ウマシアシカビヒコジは、赤城山の南麗に位置する上毛宮城の地に、 31

上古第１３代天皇アメノトコタチは、筑波山に大宮を造った...................................... 33

上古第１４代天皇クニノトコタチは、世界各地に教官を派遣して食器や家具住居道路のつくり方を広めただけでなく、みずからも宇宙船に乗って以下の各地を訪問した。............ 37

上古第１５代天皇トヨクモノネは、神岡の皇太神宮の北西に位置する、呉羽丘陵の地にゴフク城と呼ばれる大宮を造った............................................................................................ 40

古代日本の天皇トヨクモネはアイヌの神ポニウネだった............................................. 41

上古第１６代天皇ウヒチニは、異変によって破壊された赤城山宮にかわって、この山の、中央火口丘にあたる地蔵岳に、新たな山宮を建て、これを地蔵山大宮とした。................ 43

上古１７代天皇ツノグヒは、草木根国（紀伊半島・伊勢湾地方）の高豊峰に大宮を造り、仙洞とした。........................................................................................................................ 46

上古第１８代天皇オオトノチは、草木根国の高城宮で、皇后オオトノギと、結婚式を挙げた。....................................................................................................................................... 52

上古第１９代天皇オモタルヒコは、新潟県南蒲原郡の粟ｹ岳のふもとにあった、で皇后と結婚式を挙げると、富山市の（呉羽山．城山）にもどり、そのふもとに、異変で壊れた皇祖皇太神宮を新たに立て直した。（加茂＝ｋａｍｕｉ＝神）...................................................... 58

アイヌ伝説の幻の都が実在した.................................................................................... 59

縄文日本の神々の活躍を物語る、ポイヤウンペ・........................................................ 61

ヤエ・ユーカラの舞台は富山だった............................................................................. 61

上古第２０代天皇カシコネ王は、穴門根長門国（今の山口県）にある徳佐峰（十種峰）の大宮で、カシコミド皇后と結婚式を挙げた。...................................................................... 73

日室岳ピラミッドが造られた時期................................................................................. 81

上古第２１代天皇イザナギは、ヒサカタノアメノマハシラ（比刺方天真柱）を巡って、皇后イザナミと結婚したあと、天根根中日見日高見国（ｱﾒﾉｺｼﾈﾅｶﾂﾋﾐﾋﾀﾞｶﾐﾉｸﾆ）――今の富山湾地方の氷見をふくむ日高見＝石神（ﾋﾟｯﾄｶﾑｲ）の国――の栗礼羽（ｸﾚﾊ）赤土大宮で即位した。....................................................................................................................................... 83

イザナギは、妻の重い病気が、火の神によってもたらされたことに憤り、火の神を剣で 88

イザナギとイザナミは、筑紫の日向の、でをした。.................................................... 92

上古第２２代天皇アマサカルヒムカツヒメ（天疎日向津比賣）.................................. 96

スサノオはポヤウンペだった!! ウラル山魔竜退治.................................................... 100

ブラジル原住民の祖先は日本人の祖先と同じだった.............................................. 110

日本語は古代世界の共通語であった........................................................................ 110

ウガヤ朝の時代測定................................................................................................... 119

竹内文書に記された地球大異変................................................................................ 123

上古第一代天皇アシカビキミヌシは宇宙の彼方(天日国)から地球に天降り､天元根国(コーカサス地方)で即位した。

※中国に伝わる古い記録によれば、天帝の下界の都は昆綸(コーカサ山脈)にあったとされる。

天皇は天元根国に天祖人祖一神宮(アマツカミ・クニツカミ・ヒトツ・タマシヒ・タマヤ)を造った。

   ※このとき造られた宮は、ギリシャ伝説の英雄イアーソンらが、アルゴン船で遠征に出かけたコルキスの国の、アイエーテース王の地下宮殿をさすものとみられる。コーカサス山脈の地下には、いつの時代に造られたかわからない巨大な地下都市があって、これまでコルキス王の宮殿と考えられてきたが、コーカサス山脈の北麗でみつかった古代の碑文が日本語で記されている点からすれば、日本人の遠い祖先がコーカサス地下都市を造ったと考えてよい。

   中国の伝説や古い記録にしばしば登場する昆綸のひとつはコーカサス山脈であり、葦山はカフカズ山（エルブールズ山）をさしている。

。

天皇には２５人の王子がいた

※黄帝には２５人の子があった。

黄帝は道教の祖　

神仙道は日本の思想。

そのうちの一人は、天浮船 (アメノウキフネ) と呼ばれる、宇宙船の建造にあたった。

※ソ連の学者と探検家は、コーカサス山中で、太古の高度な文明の存在を裏づける、数々の証拠をすでに発見したといわれる。

そのなかには漏斗形の管内に、水銀を蓄えた、ガラス製の飛行物体もあったと伝えられる。

のちに、天神人祖一神宮の別宮を、日玉国（岐阜県飛騨山中）に建てた。

※中国の史記は､黄帝の次男にあたる、昌意が若水（和歌山県の

紀の川）のほとりに移り住んだと記しており、

天神人祖一神宮の別宮が、日本に設けられたのは

息子の時代であったと思われる。

注天皇は万国の地図と文字をつくらせたあと、富士山から天上の星（天日国）に神去った。

テキストボックス: ＢＣ１５７５

高陽

上古第２代ツクリヌシキヨロズオ（天皇）の世に、弟妹（ｵﾄﾒ）が、五色人（すなわち地球上の黄　白　赤　青　黒の五色の人種）を産んだ

天皇は磐城ノ国(紀伊半島の地下都市)を飛び立って、中国の天津に着陸し、ここで、中国各地を治めることになった１５人の王を生んだ。

またのちに、中国全土の王となった、磐唐王氏が、磐城神篭屋（紀伊半島､熊野の地下都市）で磐古氏を生んだ。

天皇の子にはこのほかに次の五色人がいた。

インドの黒人王
オーストラリアの黒人	王（クインズランド）
ヨーロッパの赤人王の女祖	（ペルシャのケルマン氏ほか）
オーストラリアの赤人王の祖	（オーストラリア北部・西部）
インドシナの白人王の祖	（タイ・マラッカほか）
インドシナの青人王の祖	（カンボジア・ヴェトナムほか）
アフリカの赤人王	（スーダンほか）
アフリカの青人王	（南アほか）
南アメリカの赤人王の祖	（　ブラジル・アルゼンチン）
南アメリカの黄人王の祖	（ブラジル・メキシコ）
北アメリカ黄人王の祖
北アメリカの赤人王ほか

上古第２代天皇の世に、地球全土が泥の海となった。その後あらたに出現した、大陸には次のような名まえがつけられた。

アジチクニ	（ユーラシア大陸東部）
ヨモツクニ	（ユーラシア大陸西部　ヨーロッパを含む）アフリカもヨモツクニの一部とされた。
オイスト	（オーストラリア大陸）のちに沈んだ、ミヨイ、タミアラをふくめてオセアニアと称した
ヒナタエビロス	（アメリカ大陸南部）
ヒウケエビロス	（アメリカ大陸北部）恵比須

地図参照　ｃｆイカ石図

天皇は、ノ山（大阪・和歌山県境の和泉葛城山）に葬られた。

*父の山は本来、の山であったが、のちに鬼の字を嫌って、父の山に改められた。

皇后は、カカノシラミネ、加賀の白山に葬られた

   ※も、また本来はの山であった。

父鬼山が、父の山となった時、白山はの

山となり加賀のに転じた。

   ※史記に記された高陽　高辛時代の都

　ハク（   ）は日本の父鬼にあった。

ＢＣ１５５０頃

３．．．．

高辛

※このことは、第２代天皇の事績とみなすべきかもしれない。第２代天皇は、北欧の地ユトランド半島からインドシナ半島にかけて、またアフリカのサハラ砂漠から南北アメリカ大陸にかけて、広く世界を視察したことがわかっている。

上古第３代天皇キイノクニミヌシは、大型宇宙船８隻、小型宇宙船１６隻を造らせたあと､これに乗って地球各地を視察した。

そのとき訪問した土地は以下のとおりである。


１	中国（アジチクニの一部）	鎮江　保定　不明
２	ヨーロッパ　(ヨモツクニの一部)	ヴェネチア海岸
３	アフリカのネネアホマ	(ケニア　ソマリア？)　海岸
４	オーストラリア	メルボルン海岸
５	南アメリカ（ヒナタエビロス）の	ラプラタ河口
６	北アメリカ（ヒウケエビロス）の	ニトアーク（カリフォルニア？）海岸

注２．６は、第２代天皇を養育した、太陽神ゆかりの地

４．５は、あとで宇宙港がつくれたところ

１．３は、反乱軍の拠点となったところ

天皇は万国を巡幸したあと、常磐国、大付浜（福島県双葉郡大熊町大川原のあたり）を経て、神岡に帰還した。

上古３代天皇の世に、異変が発生して、地球は泥の海となり、万物がことごとく死滅した。

このとき天皇一族３９７名は、飛騨高山と、紀伊半島、大台が原の２ｶ所から宇宙船に乗って脱出し、災難をのがれた。

その後、天皇は、天越根中国（富山・岐阜・長野県境）に天降り、皇太子アメノミナカヌシは、同地の鷲羽山（三俣違幸岳）に天降り、その他の皇族も以下の山々に天降った。

三重県	髪ｹ岳（元取山）
〇奈良県	大峰山地（大峰）
福井県	三国ｹ岳	龍神伝説・　余呉の羽衣伝説
静岡県	富士山　　（富貴土山）
新潟山形県境の	朝日山地
〇栃木県	那須岳
〇山形県	湯殿山
〇新潟県	黒姫山
新潟県	神楽ｹ峰（御神楽岳）
〇茨城県	筑波山
石川県	白山
京都府	三国岳（三界岳）
〇岐阜県	高賀山
三重県	朝熊ｹ岳
香川県	象頭山
〇徳島県	京柱峠
愛媛県	鬼ｹ城山（目黒山）
山口県	十種峰　（徳佐峰）
〇島根県	雲月山
鳥取県	大山
鳥取岡山県境の	三国山
長崎県	雲仙岳（湯泉岳）
〇大分県	英彦山
熊本　大分　宮崎県境の	祖母傾山地	＊尾矛鉢山文字
宮崎県	諸塚山	呉太伯　神武伝説地
鹿児島県	開聞岳　（海聞ｹ岳）
台湾	ユイ山　（日高峰）
北海道　石狩山地	（蝦狩山）
樺太
沖縄
フィリッピン
Etc
中国

〇印は鬼伝説地、または近傍

ＢＣ１５２５頃

上古第４代天皇アメノミナカヌシの世においても、地球全土が泥の海となる異変がひきつづき発生した。

アメノミナカヌシは、地球各地の反乱軍の將４９人を、捕らえて殺すよう命じた。中国・　インド・　オーストラリア（クインズランド）・南太平洋・　インドシナ・　南アフリカ（　スーダン）・　南アフリカ（　トランスバール）・

南アメリカ（ブラジル）・　中米（メキシコ）・　北アメリカ（バンクーバー他）・北アフリカ（エジプト）等の将軍が反乱軍の一掃をはかった。

アメノミナカヌシは１２人の皇子に１２の方位をそれぞれ守らせた。また天皇は、天神神祖一神宮の本殿を造り

　　　　　　　　　　７２１尺（幅）ｘ６６１尺（奥行）

四方にがととまる、鳥居を造らせた。

さらに神宮に近い、西方の御皇城山に、大宮をつくらせた。

アメノミナカヌシは歴史（ウエツフミ）をつくらせた

アメノミナカヌシは八甲山で亡くなった　Ｃｆ、※アイヌ ・青森・中国の 伝説

ＢＣ１５２５頃

土の神　尭

上古第５代天皇の世に、天神人祖一神宮の、本殿と前殿が完成した。

本殿：　７２１尺（幅）ｘ６６１尺（奥行）　

前殿：１２６１尺（幅）ｘ８８１尺（奥行）

上古第５代天皇は、越根中国の日見日高見の宮で即位したあと、諸皇子の責任において、各国に教官を派遣させ、生存者に対して農耕・牧畜・水利の法・を指導したり、土器の製作にあたらせた。cf世界最古の縄文土器

彼らはそれぞれの任務をはたしたあと、能登半島の上空から、富山湾に流れこむ神代川（神通川？）高浜（河口？）に着陸し、天皇に各地の状況を報告した。 cf　宝立　宝達

※鳥浜遺跡の「鳥」チカモリ遺跡の「チカ」（ｃｈｉｋａｐ）は、

いずれも

ｈｕｒｉ　　鳥（宇宙船）をあらわしている。

　

豊日別（九州北東部の指導者）が、国東半島中央の両子山の北にそびえる文殊山に、日高見宮の別宮を建てた

※神国の鬼ｹ城－比婆郡高野の毛無山!!

　　文殊山－富士山飛行ライン　ｃｆ岩屋　氷室 　　　　

第５代天皇は筑波山から神去り、天皇の御霊は筑波の男体山に、皇后の御霊は筑波の女体山に祭られた

※この記事は縄文早期・前期の関東地方に、遺跡が多いことと対応している。

この時代に、われわれの祖先は中部山岳地方から関東平野の海岸部に進出したと思われる。

※手賀（ｔｅｌｋａ）鷹　・因楊（ｉｎｕｍｅ）鷲・もｈｕｒｉ鳥宇宙船らしい

旧石器時代

ＢＣ１５００頃

　

木の神　舜の妻＝我皇

上古６代天皇は、５代天皇の娘で幸男神を夫に迎えて即位した。

※尭は帝位を不肖の息子丹朱に譲らず、舜に自分の２人の娘を与えて政務をとらせた。

６代７代の天皇はともに美（ミト）という女性名

女帝は宇宙船に乗って万国を巡幸し、各地の指導者と会って、彼らをその地の王に任命した。


１	中国の広東に着陸し、唐古氏を国守とする。	初期中国の日本古字
２	インドの古城に天降り、天竺黒人王を尊者とする。
３	インド西部のヒレフレ山に天降りイランの赤人、タイの白人、カンボジアの青人らの指導者と会う？彼らをその地の国守とする。
４	東アフリカのスーダンケニア国境地帯に天降り、その地の、赤人の指導者ヌビア祖氏を国守とする。
５	オーストラリア北部（アーネムランド）に天降り、その地の、赤人の指導者パインタサクフを国守とする。	アーネムランドの日本古字
６	メキシコのガイマスに天降り、黄人の指導者を北アメリカの国守とする
７	アンデス（リマ海岸？）に天降り、赤人の指導者を南アメリカの国守とする。	アンデスの日本古字

上古第６代天皇は万国巡航を終えると、青森県下北半島の大湊海岸に着陸し、恐山山地の、釜臥山に立ち寄ってから、神岡の御皇城大宮に帰還した。

そのあと女帝は、夫のもとに娘を残して神去り、草木神となった。

月の女王ｱｼｭﾀﾙ

※舜の妻、常俄は、部下の后弊とともに月に降り立って、大寒宮を築いたとされる。

   また、彼女はアマゾン川　ラプラタ川の源にある、未発見の地下都市に移り住み、しばしば宇宙船に乗って天界を飛行したらしい。

   この女帝を草木神とする竹内文書の記述は、中国の古い記録からわかった密林の女王、俄皇のイメージと一致する。

   中国の伝説によれば、常俄は夫との間に問題を起こして、戦争の原因をつくっているが、第６代天皇が任務の途中で、娘に位を譲って草木神になったという異常な記述は、背後に同じような事件があったことを思わせる。

ＢＣ１５００頃　火の神　舜の妻

上古第７代天皇は、６代天皇の娘で、６代天皇の夫である幸男神を夫として即位した。

※王家の近親結婚は、古代の日本やエジプトでしばしば行われたが、この例は最も古く、のちのちまで問題になったとみられる。

中国の記録では、舜と同一人物の、俊の妻が、戦争の原因となっている。

竹内文書では、第６代と第７代の女帝の夫を、それぞれ幸男神、幸男尊と区別しているが、おそらく両者は同一人物であったろう。

ただし竹内文書の幸男とは射手の后弊をさすらしい。

女帝は即位すると、先帝と同じように万国を巡航し、各地の指導者を王に任命した。

１	中国の南嶺・雲南に行き、盤唐王の子の盤南王を支那国守とする。
２	インドに行き、バウラー尊者を天竺王とする。
３	ドイツのフライグに天降り、赤人の指導者、ヘルリンをヨモツ国のクニモリとする。
４	アフリカのラトラ山(エチオピヤのラスダシャ山？）に天降り、赤人・黒人・青人らの指導者である、キネア君主をアフリ州の国守とする。
５	オーストラリアのシドニー海岸に天降り、出迎えた１５００人の男女の指導者である、メルボルンの王をオセアニア州の王とする。
６	アンデス山中に天降り、ボリビアのラパス（ティワナコ）の王を南アメリカの国守とする。
７	カナダのニトアーク海岸に天降り、ロッキー山脈居住民の指導者を、北アメリカの国守とする。

※第６代天皇の時に任命された各地の王にかわって、第７代天皇が新しい王を任命したことは、世界各地の情勢が新しい局面（対立？）を迎えたことを意味している。

第７代天皇時代の各地の王は、かっての反乱軍の拠点から選ばれているので、このことは天皇の任命によるというより、前伝者を否定する勢力が、再び独立して反抗を開始したことをあらわしていると理解した方がよいかもしれない。

　　※６代７代の３に注目

　　赤人の指導者が、イランよりはるかに遠いドイツから選ばれたことは、「共土を幽陵に流して北夷に同化させた」という史記の記事と符号している。

上古代７代天皇は、万国の視察を終えると、佐賀県の唐津海岸（虹の松原あたり）に着陸し、背振山地の浮岳のふところに大宮を造って仙洞とした。

※このあたりには、核戦争の高熱を浴びて形成されたとみられる、メサ形の溶岩台地がある。

※日本最古の土器発見地・福井洞穴に近い

そのあと女帝は飛騨に帰還して、日高見の宮で大祭を行い、天皇の位を譲ろうとした。

がこのとき、　地球は再び大異変に巻きこまれ、全地が泥の海となった。

そして女帝は奇日根国見山（九州国見山地:第9代のところに出てくる奇日根は鹿児島）から、天日球若宮に神去り、夫の幸男もまた、宮崎県と熊本県の県境にある江代（ｴｼﾛ）山から神去ることになった。

※舜は、アフリカ遠征の途中で死亡した。

天皇と幸男の二神が、日向の法　山(不明)に葬られたのはそれから５００年後のことである。

※この記事は尭の墓が、ＢＣ１０００年頃に亡くなった周の文王の墓と同じ、夷山にあったと記す、中国地理書の記述とよく似ている。

ＢＣ１４７５頃　　金神

舜　or　鯨ｳﾊﾟﾗﾄｩﾄｩ－－　岡谷のｳﾊﾟﾗ土器

上古代８代天皇アメノヤオタルヒは即位すると、ただちに厳しい寒暑に耐えられるよう、綿や麻、絹織物で男女の衣服をつくらせ、教官を万国に派遣して製法指導にあたらせた。

※舜はＣ１４年代でいえば、今から１１０００－１２０００年前の中石器時代（カプサ文化期）の人

※中国の「史記」は尭の２女を女帝として数えていないので、竹内文書で舜に相当するのは第８代天皇ということになる。

このとき教官として世界各地に出向した皇子、皇女たちは任務を終えると、福井県、丹生山地の北麗にある高須山をめざして帰還し、その当時、若狭の三国山大宮（京都・福井・滋賀県境　の三国山中にあった地下都市）にいた天皇に帰朝報告をした。

※福井県、三方湖のそばで発見された鳥浜遺跡はＣ14年代で今から、１００００年前に遡る。この遺跡からは、すでに西アフリカ原産のひょうたんや、インド産の緑豆が出土して、縄文文化の世界的な広がりを示すとともに、うるし塗りのかんざしなども見つかって、当時の文化が高度であったことを教えてくれた。

本文の記事がそのような鳥浜遺跡をふくむ、若狭・越前海岸のようすを伝えているのは注目すべき一致といえる。

第８代天皇は、三国山大宮仙洞から若クニ（不明）に神去った

※舜は北アフリカのチュニジアで亡くなり、カプサ文化の中心地、レディエフ（零陵）に葬られた

　　文中の「若クニ」はどこであったかわからないが、舜がアフリカ西部の三苗の状況を視察に出かけて亡くなったことを考え合わせると、西アフリカのオートボルタの首都ワカドーグーであったかもしれない。古代中国の地理書はワカドーグーのことを若木とも記している。

　　※日の若国＝マールズク？

ＢＣ１４５０頃

水神　萬

上古第９代天皇の時代に、地球はことごとく泥の海におおわれていた。

　　　　　　　※ノア＝　ウトナピシュティム＝萬

上古第９代天皇アメノヨソヨロズタマは世界各地の道路を開き、家を造り、市を起こして農業や牧畜業、工業、商業を大いに振興した。

※皇太子の名前からこのことがわかる

ヤソヨロズの治績は、大洪水を治めて夏王朝を開いた萬の治績に匹敵し、両者が同一人物であることを示している。次に記す八方位を定めた記事も、帝都を一つの州として数えれば、萬の九州経営と一致する。［八方位＋中心１］

天皇は即位するとただちに八方位を定め、宇宙船に乗って万国を巡幸した。

チグリス　ユーフラテス川の河口に近い、南イラクのニップール（尼波羅国）に天降ったときには、メソポタミアのこの地に集まった五色人の男女、１６万８０００人が天皇を歓迎し、楽の音を奏して天皇の徳を称えた

※ニップールは、大洪水時代の英雄ギルガメッシュが開いたウルク市の、北北西、およそ１００ｋｍ地点にあり、ウルクと同時代に栄えた都市のひとつである。

ここに尼波羅（ニップール）が登場することは、第９代天皇が、ギルガメッシュ（啓）の父、ウトナピシュティム（萬）と同一人物であることを意味している。彼はまた、海の彼方からやってきた半人半魚の文化神、オアンネス（水神ｴｱｸｴﾝｷ）でもある

※オアンネスはコリドウに上陸して、人々に読み書きや天文学農工学、

都市づくりを教えた。両河地方の文明は南部のユリドゥから

ユーフラテス川を遡り、ウル・ウルク・ラルサ・ラガシュ・　

シュルッパク・ニップールへと広がっていった。

　＜シッパル宇宙港＞はこのときつくられた

ニップールの人々は、ここにジッグラト（大黒人）と呼ばれる人工の山を築いて、天皇の来訪を記念した。

※エジプトの大ピラミッドが造られた時期を、５０００年前とみなす誤った見方に基づいて、ニップールのジッグラトも、それよりいくらか早い５３００年くらい前に造られたと考えられているが、実際にこのジッグラドが建設されたのは今から３５００年前のことである。

このジッグラドのことを、竹内文書がダイグロット大黒人と記し、日本の天皇の訪問に結びつけていることはまさしく驚異である。

　竹内文書は、１９２０年（大正９年頃）に写し改められたと伝えられるが、その時代でも、ジッグラトを第９代天皇時代の大黒人山に結びつけることは誰も考えつかなかったろう

　（このことから竹内文書の由緒正しさが裏づけられる。）　

ニップールのジグラット

※ウルク

      ニップールとともによく知られたこの町は、クラブともいう。

      そのクラブという名は、日本の呉羽（くれは）

      Kur-ap（山あるところ）にちなんでいる。

※日本語が、シュメール文明以前のウバイド人の言葉、ドラヴィタ人の語であれば、、シュメール時代のアバイド語地名は原日本語のアイヌ語で解けるはずだ、と考えて、それらの地名を解いてみると、非常に良い結果が得られた。

シュメール、サル（日本人）　エミ、サル（アイヌ）

ウバイド語地名	アイヌ語	日本語
1)ニップール	huri　鳥　宇宙船のとまるniharu（宿り木）	日原新治
2)ユリドゥ	iwor-to　（神々がやってくる沼）
3）ラガシュ	マルカクシ／　マラケシュ／アリカ／ ara-ka-usi（美しい・高地・たくさんあるところ）	有賀
4)ラルサ	ra-ru-usi（低い道　・たくさんあるところ）	良留石ﾗﾙｲｼ
5)バドティビラ	pa-artur-i-pira（上に・向かうところ・　のある・崖）	ﾊﾙﾄﾘ春採
6)シュルッパク	shir-pa-ke（大地の・頭・あるところある）
7)ララク	ran-ru-ke（降りる・道・あるところある）　ran-ru-ke ラノ、ララク	ﾗﾝﾙ蘭留
8)シッパル	chi-par　　（われらの・入口）or chikap-par （鳥の・入口）シッチンによれば　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｾﾑ系言語で”鳥の町”（p147）	千葉
ウル	hur （丘）	布留
ウルク[ｸﾗﾌﾞ]	hur-ke（丘・あるところ）/kur-ap　（山・あるところ）
キシュ	kus-i（渡ること）	岸
イジグラド	［ティグリス川の旧名］id-kari-to-o（川　・曲がり　・沼　・そこにある）＊idはｱｲﾇ語でiton?　Itoi?
ブラヌン［ユーフラテス川の旧名］	poro-nam（大いなる・冷たい水）

※ゼカリア　シッチンは８）の意味しか明らかにしていないが、１）から７）までの意味はシッパル宇宙港が設けられた地形をよく説明するものとなっている

ユリドゥ

（上）シユメールには、ウル、キシュ、ニップール、ラガシユなど２０もの都市があつたｏ

（左）ウルの巨大なジッグラト。ウルは紀元前２０００年代の世界最大級の都市のひとつであった。最盛期には人口が５万人に達したという。

第９代天皇は、ニップールのジッグラトを飛び立つと、山口県穴門の湯谷湾をめざし、この湾を望む景勝の地　雨乞台に着陸して、この山を雨乞台と名付けた

※雨乞山ー比婆郡高野町毛無山ー神岡の鬼ｹ城を結ぶ直線飛行ラインは、古代の南北線である。

万国巡幸の旅から戻った天皇は、神岡の鬼ｹ城にある日高見の宮で、息子のタカミムスビノミコト（高皇産霊尊）に位を譲ると、のはてにある、恐山に向い、この地で神去り、葬られることになった｡今でも人々から恐れられている、恐山の霊場が開かれたのはこの時からである。

世界一の金脈が確認された恐山　　1989年1月報道

※史記によれば、萬は「東に巡幸して、会稽に至って崩じた」ということになっている。そして通説によれば、会稽は今の上海郊外にあったとされている。しかし漢代以前の会稽は、イラン西部のカールケ川のほとりに栄えたスーサのあたりにあったこと、また通説の会稽の地においては、萬の史を悼む、伝説的な行事がないことなどから、萬の死亡地は縄文以来の伝統をもつ恐山であると考えた方がよいのかもしれない。

　　　　宝石象蝕土偶写真

　　　 岩手県の辛場遺跡、イラクのテルソワーン

　　　両者は、同じ工人によって作られたといえるほどよく似ている

　　　岐阜県には洞という字が異常に多い

　　　これはかってこの地に巨大な地下都市があったことを物語って

　　　いるように思われる

BC１４２５頃啓

第１０代天皇、タカミムスビ（高皇産霊）は富山県上新川郡大山町と岐阜県苦城郡上宝村、おなじ長野県大町市の境にある、三俣蓮華岳（越中鷲羽山）の地下に宮殿を造り（大宮仙洞）、不老長寿の薬を飲んで長生きした

※タカミムスビの父、アメノヤソヨロズタマが、萬、ウトナピシュティムと同一であったとすれば、タカミムスビは、萬の息子の啓、ギルガメッシュと同一人物であったということができる。高皇産はこれまで、タカミムスビと読まれてきたが、これをカウカウムスと読めば、ガルガムスつまりギルガメッシュに近い音が得られる。

ディルムンの地に、不老不死の薬を求めて地下のトンネルを旅した、という有名な話は、上記の竹内文書に見えるタカミムスビの地下宮殿の話と、不老長寿の話がさらに発展した形で結びつき、物語化されたものと考えられる。

そしてギルガメッシュの原型が、タカミムスビであったとすれば、伝説の楽園ディムルンやチビンは日本の事であったということになる。

テキストボックス: 伝説の楽園ディルムンとは太古日本のことだった

<<r音脱字>>
ディルムン

ティムン

チミン

チビン

ヤバナ　ジャポン　　　チャビン
（ｲﾝﾄﾞ）（日本）（ｱﾝﾃﾞｽ）

須弥山の地下にある１２匹のヘビの町 チビンの地とは、１２隻の葉巻型宇宙船を収めた飛騨の地下都市のこと。

Ｃｆ飛騨の龍宮伝説

原アイヌはコロポックル

（ホロフルクル＝大・丘・人）

ホロ・フル・ク・＞コロフ゜ルク・＞コクヨ・胡不興

※アソベ族＝アソ族＝アド族＝安曇族

九州より上陸して［霧島］

本州上高地に進出し［穂高見神社］

神岡に郡を築く（ＢＣ１２００頃－）

テキストボックス: ※安曇族＝コロポックル

ＢＣ８００年頃、日本にやってきたアイヌ＝津保化族と戦ったが、ＢＣ７９２年の異変で神岡が壊滅した結果、敗北以後アイヌの支配下に入る

※ コロポックル＝メネフン



コロポックルは、神岡の建設者である。彼らが優れた石工の技術をもっていたことは、ポリネシアの各地でメネフンと呼ばれる小人族が、巨石建築物を残したのと同じであり、コロポックルも小人だから、メネフンと同族だったと考えられる。

鍛冶師

採鉱民族

巨石文化

※アイヌ文字＝コロポックル文字

トヨクニ文字＝エミシ文字

※日本のアイヌ文字が、南アフリカの小人族地区で見つかることは、いわゆるアイヌ文字がエミシのものではなく、コロポックルと呼ばれた、小人族のものであったことを意味している。

スクナヒコナ　　アワモジ

四国にアイヌ語地名が多い事

スクナヒコナは大州に、巨石文化

を残した］

オオクニヌシ・

アヒルクサ文字

［ヘブライ人の一派だからハビル文字を使った］

Ｃｆプー

美女森神社の古文は共同統治時代のものらしい

今のアイヌは昔のアイヌではない

アイヌ文字を使ったのはコロポックルである。

※現在のアイヌは、コロポックルと混血した倭人で、エミシやエゾと呼ばれ、大倭の国に同化することを拒んだ、日高見の人たちの子孫である。

彼らがアイヌ語を話すところから、アイヌはコロポックルの言葉とは別であったかのように錯覚してしまうが、アイヌ語は本来はコロポックルの言葉だった。

アイヌがコロポックルの話をすると、今のアイヌ（正確に言えばエミシ）は北海道にしか住んでいないため、コロポックルもまた北海道にいた小人族だろうとしか考えない

けれども、昔のアイヌ（実はエミシ）は本州にも九州にもいた。と同様コロポックルも日本全土にもいたのであるる

これは日本書記や古事記にスクナヒコと呼ばれる小人の神がいて、オオクニヌシとともに国づくりをしたと伝えられていることからもわかるし、山海経に胡不興の国があったとされる日本列島のその胡不興とは、コロポックルの国であったことによっても裏づけられる。

山海経は、胡不興の国の最初の王が、顛頂であったことを伝えている。そして彼の都は紀伊半島にあった。

けれども竹内文書は、日本の都が最初から飛騨にあったと述べるだけで、それ以前のことを記していない。また国書はアイヌ文字を、日高見の文字とはみなしていない。このことはアイヌ文字が、日高見の国をつくったエミシの人々の文字ではなかったことを意味しているし、エミシ（すなわちヘブライ人の一派　エミサル＝サマリア人＝カーリア人）がコロポックル時代の歴史を知らなかったことを意味している。

つまり北海道のアイヌはエミシであって、コロポックルのように古い歴史をもたない新参者だったから、コロポックルの歴史を知らなかったのも無理はなかったのである。

〇今後の展開を考えて日本人やアイヌ人とは表現せず日本語族　アイヌ語族と表記すること

タカミムスビは、のちに海底に沈んだ、ミヨイ島（ハワイをその一部とする、南太平洋の古大陸）やタミアラ島（マルケサス島をその一部とする南太平洋の古大陸）を視察したあと、檀君国高城郡（不明）にある、長陽山に天降り、ここで２６００人の五色人から歓迎されて、彼らの指導者３２人を尊者とし、王に任命した。

※竹内文書に載っている万国の地図は、奇妙なことにペルーのイカから発見された彫刻石の表面に描かれた、古大陸の地図とよく似た特徴をもっている。

イカ石の中央上部に描かれた島、Ｂは、下の方の島、Ｃと細長い陸橋でつながっているが、これを竹内地図の日本周辺の地形と比べると、Ｃの島はオイスト島とインドネシア、フィリピン、南西諸島の、もとの古大陸がひとつになった、オ―ストラリア古大陸をあらわし、Ｃの島がタミアラ島に相当するのではないかと考えられる。またＡの島は、かっての日本とミヨイ島とが、ひとつであったころの、古大陸を表しているように思われる。

おそらくイカの彫刻石は、竹内地図に描かれたミヨイ島が、日本から分離する前の時代の地形を描いたものではなかったろうか

〇竹内文献には、太平洋に沈んだ大陸の歴史も書かれている。・

〇日本は、ムー大陸(古ベーリング大陸)の一部であった

〇タミアラ島は、今ムー大陸と考えられている、太平洋の古大陸であった。

〇イカの地図が描かれた当時、インド半島はまだ島だった

〇タミル族の故郷タマラハム

〇ポリネシア諸族の故郷ハワイキ

Ａ

Ｂ

Ａ

竹内文書に乗っている万国の地図

Ｃ

ペルーのイカから発見された、彫刻石に描かれた古大陸の地図

タカミムスビは、万国巡幸を終えて帰国すると、「天越根中国日高見神明天神人祖一神宮」を再建し

本殿：７２１尺（幅）　参殿：１２６１尺（幅）

「皇祖皇太神宮」と改名した

その後、落成式には、万国の五色人の尊者民王が１４４名参列

高御座の北（ヒウケ）に黒人尊者３６名が、紫幣旗を立て

東（ヒガシ）に青人民王３６名が、青幣の旗を立て

南（ヒナタ）に赤人民王３６名が、赤幣の旗を立て

西（ヒニリ）に白人民王３６名が、白幣の旗を立て

中央に祭られた、日像と黄旗を取り囲み、祝った

また大神宮の四方に、大鳥居をたてた。

タカミムスビは、鹿児島（奇日根日向）の東霧島から神去った

縄文早期

ＢＣ１４００年頃太康

古第１１代天皇カミムスビは、皇祖皇体神宮で即位の儀式をすませると

　　上代の歴史を編纂すること

　　世界の地図を作成すること

を命じた。

注天皇の指示に従い、天空艇アラキ尊以下７人の皇子が、

万国の地形を空から調べ、天皇に地図を提出した。

※歴史（ウエツフミ）が記されたのは初代、４代以来のこと

　地図がつくられたのは初代以来のこと

この間に大戦と異変で記録が失われ、地形が大きく変化したことがその理由である。

　　

※萬が作成したといわれる地図が完成したのは、孫の代であり、その作成にあたったのは日本人の祖先、天皇家の人々であったことを本文の記事は物語っている

　

カミムスビの世に、地球はまたもや泥の海と化した。

※史記によれば太康の弟、中康の時代に天時がすたれ、日の甲乙が乱れたという

図　［日本列島鬼ｹ城ライン］１　この記事のあとカミムスビの時代に、は阿波の京柱山（徳島・高知の県境にある剣山地の山）に大宮を造り、この山の地下にこもって四国地方の政治を司った。

※京柱山の大宮仙洞の話は、＜ソロモンの宝＞の埋蔵地といわれる剣山で、高根正教らが発見した地下施設と関係があるかもしれない

※大食作媛は古事記のに相当するらしい。食物の女神である大気津比売は、古事記によれば、カミムスビの母親で、スサノウに殺されたことになっているこの話は、胡不興国の分国であった大踵国（四国地方）の統治者が、スサノウの時代に殺されたことを意味しているかもしれない

　＠　大憧国の政府が京柱山の（剣山地）におかれたこと

　　

天皇は岩手県の七時雨岳で神去り、皇后は媛神岳で神去った

※この天皇の時代には、の開発が進んだらしい。

媛神山の山頂にある巨石遺構は、カミムスビ時代のものということになる

縄文前期

ＢＣ１２００頃

上古第１２代天皇ウマシアシカビヒコジは、赤城山の南麗に位置する上毛宮城の地に、

１２６１尺（幅）ｘ１３６１尺（奥行）の大宮を、

赤城山の山頂には、天皇と皇后のための宮を造らせた

※これは関東地方の政庁であったかもしれない。

赤城山　榛名山の地においても、幾つかの巨石遺構が知られている

　

　また天皇は、富士山（実際には元無山・河口駅北西6.5Km）にも大宮を建て、ここに皇祖皇太神宮の別宮を再遷宮した。

※第１２代天皇が神去った、伊豆の天城山と富士山（元無山）－河口駅北西6.5Ｋｍ――を結んだ線は、ＢＣ１４００－ＢＣ７９２年間の、東西線になっている。

　　天皇が神去った山と、山宮が営まれた山を結んだ線は、その当時の基本方位と関係があり、このことは第１５代・第１６代天皇のところでも確かめることができる。

ウマシアシカビヒコジの２人の娘は、ミヨイ国・タミアラ国の女王となった。

天皇は万国巡幸のおりに、この両国を訪問しただけでなく、北アメリカのロッキー山脈に天降って、かの地の五色人と会った。

※中国の古い記録によれば、いんの王が、アメリカのカルフォルニア海岸に行ったことになっている

　　

この天皇の時代に、アメリカ大陸の人々の心は天皇から離れ、

アルゼンチン　ブラジル　コロンビアの王が、天皇に反旗をひるがえした。しかし天皇みずからこれら３人の反乱軍指導者を処刑したことによって、南北アメリカの反徒はおそれおののき、５０人の王が天皇に恭順の意を示した。そこで天皇は、彼らを改めてアメリカ各地の王とした。

天皇はアメリカ各地の混乱を収めたあと、秋田の海岸（羽後神浜）に着陸し、鳥海山にしばらく滞在した。そしてこの地で鉄の焼金・ヒヒロカネで剣や矛、剣をつくらせた

＊鳥海山の麗（　　　　　　）から、ｲﾝの青竜刀型青銅刀子が出土しているのは、この天皇の事績と関係がある。

＊Ｃ１４年代で、８０００年まで遡る、縄文前期の東北　北陸にロングハウスと名づけられた巨大な木造建築物が出現するのも、この天皇の時代とみてよい。

＊岩手県のから、アメリカインディアンのものと同じトーテムポールが見つかっていることは、古代の日本とアメリカのつながりを物語っている

天皇は、伊豆の天城山から神去った。

縄文中期

ＢＣ１０００頃

　ダシャラタ

上古第１３代天皇アメノトコタチは、筑波山に大宮を造った

アメノトコタチの娘の一人は、加波山に住み農作神となった

　※第１３代天皇の時代は、Ｃ１４年代でいえば、今から約６０００年前の縄文時代前期中葉に相当する。

　　この時代は前代に栃木県藤岡町のあたりまで進出していた海岸線が、茨城県　千葉県方面へと後退していった時期で、関東地方の政府はこのとき、赤城山麗から筑波山麗に移されたらしいことが、筑波山大宮を造ったという記事によって示されている。

　　人々は海岸線の後退にともなって、利根川の下流域に進出し馬蹄型の大型集落を次々に形成して、安定した、農業漁業生活を営むようになった。このことは、それまで使われていた移動生活に便利な光底土器が、この頃から姿を消し、定住生活に合った平底土器が数多くつくられるようになったこと、また各種の異形土器がつくられ、そのデザインに豊かな生活内容が反映されるようになったこと、などからうかがい知ることができる

竹内文書での日本の地方名

恵比	（北海道）
道奥	（東北）
武蔵	（関東）
越根
志濃
遠江		３
淡海
伊勢
秋津	（和歌山）
丹波
吉比
出雲
久門
豊日		５

茨城県福田遺跡

　　茨城県椎塚遺跡

　のすばらしい土器群 写真

アメノトコタチの４８人の皇子と皇女は、世界各地に天降り、それぞれの土地で

国守となって、人々に農業を指導した。

地名	人数	参考事項
ヒナタ	２	ボリビアの日本語碑文参照
ヒウケ	２
ヨモツ	６	南ヨーロッパのアイヌ文字
アシア	４
アフリ	３	南アフリカのアイヌ文字ＢＣ８５０年頃、ミタンニ王トゥシュラッタは、エジプト王アメンホテプ３世に、大量の黄金を要求している
オセア	２
ミヨイ	１
タミアラ	１
国内	２５
その他	２	不明クニノサギリ女　アメノサギリオの２人？

※アメノトコタチの子孫の中に、天日月間星男女尊

と長寿守護神がいた、と記されているのは注目に値する。

彼らは宇宙空間を飛行し、長寿を保った人々らしい

アメノトコタチは、筑波仙洞のヤカタ（宮方）から神去った

筑波山の巨石

※宮下文書によれば、アメノトコタチと次のクニノトコタチの間には、１０人の神々がいたことになっている。アメノトコタチをふくむ、１１人の神々は、エジプト１８王朝のファラオと思われる。

年代	竹内文書とテーベ王朝の王	宮下文書
ＢＣ１６００頃	１代アシカビキミヌシ
ＢＣ１５７５頃	２代ツクリヌシキヨロズオ
ＢＣ１５５０頃	３代ヒノヒミヌシ
ＢＣ１５２５頃	４代アメノミナカヌシ天御中主	１代アメノミナカヌシ
	５代アマハゲ王（天八下王）
ＢＣ１５００頃	６代アマメフルミ（天目降美）
	７代アマソアウミ（天相合美）
ＢＣ１４７５頃	８代アメノヤオタルヒ
ＢＣ１４５０頃	９代アメノヤソヨロズタマ
ＢＣ１４２５頃	１０代タカミムス	２代タカミムスホ
ＢＣ１４００頃	１１代カミムスビ
ＢＣ１２００頃	１２代ウマシアシカビヒコジ
		３代ウツシホヒヒコ
		４代ウツシウカミヒコ
ＢＣ１０００頃	１３代アメノトコタチ＝アメンヘテプト１世	５代アメノトコタチ（天之常立）
	トトメス１世	６代アメノミハシラタチ（天之御柱立）
テーベ王朝の諸王	ハトシェプスト	７代アメノキツクリ（天之木作）
	トトメス３世	８代アメノクサナオ（天之草奈男）
アイヌとエジプト人との	アメンヘテプ２世	９代アメノツチナオ（天之土奈男）
間には言語習慣に	トトメス４世	１０代アメノホアカリオ（天之火明男）
共通点あり	アメンヘテプ３世	１１代アメノミズオ ‘（天之水男）
	アクナトン	１２代アメノカナヤオ（天之金山）
	スメンカラー	１３代アメノホヤマオ（天之火山男）
	ツタンカーメン	１４代アメノタワラオ（天之田原男）
	アイ	１５代アメノシンノウシ（天之神農氏）
ＢＣ８００頃	１４代クニノトコタチ *コタンカラカムイ* *エジプトより日本に天降る*	１代クニノトコタチ
ＢＣ７９０頃	１５トヨクモノネ	２代クニノサヅチ
ＢＣ７８５頃	１６代ウヒチニ	３代トヨクミヌ
ＢＣ７８０頃	１７代ツノグヒ	４代ウヒチニ
ＢＣ７７０頃	１８オオトノチ	５代オオトノチ
ＢＣ７６０頃	１９オモタル	６代オモタル
ＢＣ７５５頃	２０カシコネ	７代イザナギ
ＢＣ７４０頃	２１イザナギ

縄文後期 BC800頃

上古第１４代天皇クニノトコタチは、世界各地に教官を派遣して食器や家具住居道路のつくり方を広めただけでなく、みずからも宇宙船に乗って以下の各地を訪問した。

Ｃｆラーマ羅摩船

かがみ船ともよばれる、ラーマの円盤型宇宙船

１	中国の天寿山に天降り、盤葉夷王以下１５人の指導者と会って、彼らを中国各地の国守とした。天寿山折江省の天台山地の山のひとつを称したものか
２	インドの黒領（カラコロム山中）に天降って摩詞迦紫尊者と会い、彼をインドの国守とした。
３	エチオピアのゴンダルに天降って、セツキ王（セティ王）らに会い、彼らをアフリカ各地の国守とした。
４	オーストラリアのシドニー海岸に天降って、ナウラ民王に会い、彼をオーストラリアの国守とした。
５	タミアラ島（南太平洋の沈没古大陸）のヒハイシ山に天降り、タミアラヒライ民王、　アメノタミアラヌシノミコトと会って、アメノトコタチの子、タミアラヌシをタミアラの国守とした。
６	ミヨイ島（北太平洋の沈没古大陸）のヒワタミ山宮に天降り、ミヨイヒワン民王　ヒルオン民王、アメノミヨイヌシのミコトと会って、　アメノトコタチの子、ミヨイヌシをミヨイの国守とした。
７	北アメリカのブルー山に天降って、ニュウン民王に会い、彼を北アメリカの国守とした。南アメリカとヨーロッパの指導者が登場しないのは、当時この地域が反乱勢力の支配下にあったからか

球状耳飾りの写真

折江省余緋の河母渡遺跡

富山県上市町の極楽寺遺跡

両遺跡出土の耳飾りは同じ工人の手になるものと考えてよい

クニノトコタチ天皇は、万国巡幸を終えると陸前宮（宮城県白石市宮）の浦浜（現在の角田盆地西部？）に着陸し、ここから月山　湯殿山に立ち寄った

天皇は飛騨の都に戻ると、サヨリシナノヒコに命じて、位山に大宮を造らせ、ここに滞在した。

※この宮は、クニノトコタチの世に起こった、地球規模の異変の再来に備えて造られたものと思われる。

※縄文中期（５０００－４０００ＢＣ）の人々が、関東地方から中部地帯に移った原因も、ここにあったと考えられる。

ＢＣ７９２

この年（天万陪猿日主年）、天皇は、天上の故郷の星（天日国）に飛び立った。

※天万はアヌマン、すなわちインドの叙事詩、「ラーマーヤナ」に登場する、猿の英雄ハヌーマンを意味する。インドの叙事詩は、ハヌーマンが、魔王ラーヴァナに誘惑されたラーマの妃を助けるため、ラーマとともにラーヴァナの都ランカを攻撃したと伝えている。通説によればこのランカは、今のスリランカにあったことになっているが、実際には、火星と木星の間にあったマルズクと呼ばれる星であった。ラーマとハヌーマンがこの星を破壊したことによって、以下にみる１５周期の地球異変が発生することになった。

注まもなく地球は、ことごとく泥の海となり、万国の五色人が大勢なくなった。

※エジプト・クレタ・ミュケナイ・トロイ・インダス・オルメカ・アンデス・太平洋文明が崩壊したのは、このときであったと思われる。

日本も、縄文後期に、関東地方の人口が著しく減少したことが確認されている。

天皇は天日国から地球に帰還すると、飛騨山中の槍ｹ岳に天降って、この山のふところに大宮を造り、異変によって崩壊された神岡の皇祖皇太神宮を再建した。

本殿：７２１ｘ６６１尺　前殿：１２６１ｘ１０２１尺

・天皇は皇子に歴史（ウエツフミ）をつくらせた。

また天皇は、このとき地球の各地で暴虐非道の限りをつくした犯罪人を、神岡郊外の鬼ｹ城の地下に幽閉してこらしめた

・天皇が槍ｹ岳めざして飛び立った地は、羽根と呼ばれた。

天皇は神岡の鬼ｹ城から神去り、皇后は蓮華岳（大町市と立山町の境）から神去った。

※第１４代天皇の時代から皇祖皇太神宮という呼び名の前に「光池上」がつくようになった。これは都の移動を意味するらしい。

富山飛行場のあたりに、羽根という地名が重なっている

次代のゴフク城と関連

（神通川流域の大宮ネツトワーク）

ＢＣ７９０頃ポニウネ

現在の富山市の基礎が造られたのはこの時代

上古第１５代天皇トヨクモノネは、神岡の皇太神宮の北西に位置する、呉羽丘陵の地にゴフク城と呼ばれる大宮を造った

ゴフク城：　幅　１２６１尺　奥行き　１２８１尺

天皇は、中国の盤古民王をはじめとする世界各地の五色人の王３２０人を任命したが、この城が完成したとき、彼らは呉羽の地にやってきて大宮の落成を祝った

トヨクモノネは皇太子であった時、彼らは呉羽の地にやってきて大宮の落成を祝った

トヨクモノネは皇太子であったとき、クニノトコタチから命じられていた歴史の編纂を終えた。そしてゴフク城のそばに神殿を造って、他の御神体、神宝とともに歴史の巻物を神殿に納めた。

神殿：３６１ｘ３７２尺　前殿：７６１ｘ７２１尺

この天皇の時代には紙・墨・筆・文字が広く普及し、各地の王が、その土地の状況を文書で報告するようになった。

トヨクモノネは、呉羽のゴフク城から天日国に神去った。それに先だって、天皇はみずからの霊を飯豊山に祭るよう遺言し、この遺言にもとづいて飯豊山宮が造られた

※富山市西部の呉羽山の南に、五福という土地がある。五福の西には城山もある。そこでゴフク城は、城山――呉羽山の一帯にあったと考えられる。

※アイヌの英雄ポヤウンペは、トミサンベツのシヌタプカに、城をもっていた。そのトミサンベツ　つまりアイヌ語で「軍勢の下る川」とは、富山川のことで、今の神通川をさしている。なぜなら神通川とは、神の軍勢が通下した川の意であるから縄文時代の攻玉中心地

古代日本の天皇トヨクモネはアイヌの神ポニウネだった

古事記と日本書記に、豊雲野神と記され、竹内文書に豊雲野根身光天日天皇と記された、トヨクモノネの名は豊雲野根という漢字そのまま訓読みしたものだが、豊雲野根という字はこれと別にポウウンノネともよむことができる。そして注目すべきことに、豊雲野根の四字をいれ換えた豊雲野根は、ポウヌウンネと読むことができて、アイヌ神話の天降り神として知られる、ポニウネカムイのポニウネに、豊・野・雲・根　という漢字をあてはめたものであることがわかる。これまでポニウネカムイのことは、アイヌ神話にしばしば登場するオイナカムイ（アイヌラックル）の父親であったとしか考えられなかったが、どうやらこのカムイ（神）はいま述べたのと逆の経過をたどって、トヨクモノネ　トヨクモノと呼ばれるようになった古代の天皇であるらしい。

シニシコロカムイ（真の天の神）の弟，ポニウネカムイは、コタンカラカムイが天地を創造したあと、地上に降り立ったチキサニカム（火の樹の女神）のあとを追って、地球へやってきたが、２人の仲をねたむ神々に攻められて激しい戦いとなり、地上を焼きつくすことによって悪神を退けたと伝えられる‘国焼き町焼き“の神である。

国焼き町焼き Moshir-sitchire Kotan-sitchire

そのポニウネカムイは、チキサニカムイとの間にオイナカムイをもうけると、再び天上の星に戻り、兄のキャンネカムイの６人の娘のうちで、日の女神として知られるトカチュプカムイに、オイナカムイの養育をまかせた。

オイナカムイは成長すると、魔神に捕らわれた日の女神を救出したり、天上の国へ行って天帝のテストに合格し、その娘を妻に迎えて地上に帰ってきた神であるが、彼は若い頃　、国焼き町焼きの神と悪口を言われ、それが悪口でなく父親の勇猛な戦いぶりにちなんだ愛称であることを姉から教えられて、ポニウネカムイの子であることを知ったという。ポニウネカムイとその子オイナカムイ（アイヌラックル）、そしてオイナカムイの子といわれるポヤウンペの時代は、地球が何度も激しい異変に見舞われた時代であった。アイヌの叙事詩「ユーカラ」は、これらの異変のさなかに宇宙船が飛び交う神々の戦いがあり、そこで核兵器やレーザー兵器を思わせる兵器が使われて、地上の都市と地下の都市を破壊したことが物語られている。

その戦争は、天の神々が、金星系と火星系の２つに分かれ、地上で戦う、ギリシャとトロイの軍をそれぞれ応援したから、天上でもぶつかりあったとホメロスが伝える、トロイ戦争をふくむものであった。

また、この戦争はヒッタイト・アッシリアの軍勢が、エジプト・イスラエルの軍隊と、パレスチナで激しく衝突する場面をふくんでいた。前８世紀のこの大戦で、当時の日本人はエジプト　イスラエル　トロイの軍隊とともにアッシリア王の軍勢と戦った。この戦いが地上ではアッシリア　ヒッタイト　ギリシャ側の勝利に終わった結果、それまでエジプトやメソポタミア・インド・中国で大きな力をもっていた古代の日本人（ドラヴィタ系の地中海人種――古モンゴロイド）が活躍する舞台は次第に狭められ、漢代までに日本の記録は基本的に抹殺されてしまった。ポニウネがトヨクモノに変わったのには、このような時代背景と、日本に侵入して、それまでの歴史と文化を変えていった大きな力があったと考えられる。

野根山

岩戸隠れの伝説

七夕伝説

※縄文時代中期の中頃　石川・富山・岐阜北部・新潟西部は日本のヒスイ製品造りの中心地であった。また、スケット型の美しい装飾土器が出土する地域として、文化的に一つにまとまってい。

このことは、富山湾を囲むこの地域が、政治的にひとつの単位を形成していたこと、つまり越根中国と呼ばれる国があったことを記す、竹内文書の記録と対応している。

竹内文書によれば、当時の越根中国は、他の地域と異なった文化的特徴をもっていただけでなく、政治的にも中心的な位置を占めていた。

この地域から、縄文祭紀に重要な役割をはたしたとみられるヒスイ製品が、大量に出土することがそのことを意味している。竹内文書は、この時代の日本の天皇が富山のゴフク城にいたと記しているが、それはＢＣ９００年頃の日本が、富山に都をおくひとつの国家を形成していたことを、越地方はその当時の畿内であったことをしめしている。

氷見市朝日見塚

越根中国	バスケット型土器
越根後国	火炎土器
狭依志濃国	勝坂式土器
吉道路国の	加曽利式土器
道路奥国	円筒土器
その他

ＢＣ７８５頃

上古第１６代天皇ウヒチニは、異変によって破壊された赤城山宮にかわって、この山の、中央火口丘にあたる地蔵岳に、新たな山宮を建て、これを地蔵山大宮とした。

※地蔵岳とその西北西にある小野子山を結んだ直線は、新しい南北線であり、ウヒチニが葬られた、鷲子山（ﾄﾘﾉｺｻﾝ）と筑波山を結んだ直線は、この直線と直角に交わる新しい東西線をなしている。

ウヒチニの時代に房総地方の政庁は、千葉県清澄山のあたりにあって、神豊山宮とよばれていた。

また東北地方の政庁は、岩手県遠野の六角牛山にあって、六角牛山宮が設けられていた

※六角牛山―清澄山ラインはこの時代の東西線を示している。

六角牛山の周辺には、今も巨石文化の跡があり、近くの石上山は石神山が転じたものである。

一方、清澄山の近くにも、石神という土地がある。

両者に共通する石神を、アイヌ語で表すとpit-kamuiピットカムイ日高見となり、のちにふたつの日高見伝説　常陸の日高見国、と陸奥の日高見北上国を生みだす基礎が、この時代につくられたことがわかる。

六角牛山―清澄山ラインのほぼ中間にあたる、福島県いわき市の近くに、野や山乞兎屋山といったアイヌ語地名が残されているのも興味深い

※この日高見ルート

吉道路　（海路）

野道路（陸路）

関東　東北の石神地名と、カイト地名をつないでいくと、のちの奥州街道の原型になった、日高見街道の姿が浮かび上がってくる

ウヒチニ天皇は、世界各国の民主と五色人３７０人を集めて、四国の高知（建依別）に雪光山大宮を造らせ、これを仙洞城と名づけた

※雪光山は、高知県北西１３km地点の国見山の別名であるが、この記事の雪光山は、高知駅北北西１２kmところにある工石山ｸｲｼﾔﾏをさすらしい。それはなぜかといえば、高知県内には工石山がふたつあって、この２つの山を結んだ線が奇妙にもこの時代の東西線をあらわしているからである。

この２つの工石山のうち高知駅に近い方の山を雪光山とみなすのは、この山と四国第一の高峰石槌山を結んだ線が、当時の南北線に相当するからでもある。

つまり雪光山はのことで、がに転じたものと考えられるのである。

はたして、この工石山のあたりに、太古の仙洞城の跡が見つかるかどうか。

この工石山と剣山を結んだ線が、ＢＣ７９２年以前の南北線であることも注目される。

仙洞城造営の大工事が終わると、人々は天皇にこのことを報告し、ともに大いに喜んだ。

そして彼らは天皇と連れだって、富山のゴフク城に戻り、ここで皇祖皇太神宮に参拝したあと、能登の大崎浜（不明）から自分の国にかえった。　

※ウヒチニはこれより先に、カカコの山（五葉山？）（岩手県和賀郡沢内村の鹿ノ子山？）の白金や銅・鉄を採って、鏡を作らせたという。八たの鏡　八坂まが玉・剣・鈴など工石山の南に、鏡という地名がのこされていのも、ウヒチニ時代の記憶を伝えるものと考えられる。

天皇は、栃木県那須郡馬頭町と茨城県那珂郡美和村の境にある鷲子山（とりのこさん）から神去った

ＢＣ７８０頃

上古１７代天皇ツノグヒは、草木根国（紀伊半島・伊勢湾地方）の高豊峰に大宮を造り、仙洞とした。

※高豊峰とは、奈良盆地の南部にある高取山のことである。なぜなら高取山の取は鳥の換え字で、高豊峰の豊は、アイヌ語のhuri　　鳥がなまったものであるからだ。取＝鳥＝huri＝豊というわけである。

　　この高取山は高さ５８４mの小山であるが、昔から難攻不落の城があったところとして知られている。高取城の石垣は堅固で、今も現地で確かめることができる。その高取城の基礎が造られたのが、ＢＣ７８０年頃であることを、この記事は物語っている。

※六甲山と倶留尊山を結んだ線が、その当時の南北線であることはさきにも述べたが、耳成山――高取山ラインは、この南北線に直交する東西線をなしている。このこともまた高取城の起源が、この時期まで遡ることを示している。

ツノグヒ天皇は、観察使のもたらす文書によって、みずから任命した世界各地の五色人の王たちの報告をうけた

※その頃世界は、さきの異変の痛手が、まだ十分に立ち直っていなかった。しかもこの異変の１５年後に、再び次の異変が発生することが予想されていた。そこで．．．．。

黄能氏（コンノ）や盤能（ハンノ）氏　・義皇氏　・摩詞黒（ﾏﾊｰｸﾞﾙｰ）尊者をはじめとする中国、インド、その他の国々の五色人の王１７８人は、能登半島の高州山（石川県輪島市の高州山こうのすやま）に集まり、ゴフク城の地にツノグヒ天皇をたずねた。

※彼らはなぜ高州山にあつまったのかよくわからないが、この山は奥能登丘陵の最高峰で、白山や立山がよく見えて、飛行物体の目印になりやすいこと。山頂にたてば、日本海方面から接近する船や、飛行機を、遠くまで確認できることがその理由として考えられる。

　　高州山　宝達山ラインが当時の東西線であったことも、別の理由となるかもしれない。

彼らはこの地の皇祖皇太神宮に参拝し、祈りをこめて五色の旗を奉納したあと、草木根国（紀伊半島・伊勢湾地方）の宇久井浜からそれぞれの国に帰った。

※この記事に登場する宇久井浜とは、名古屋の西にある、の魚利浦（うぐいうら）のことである。ゴフク城のある呉羽山から当時の東西線に沿って、真西に向かうと、木曽川から伊勢湾に流れ込むあたりに、このウグイ浦があるのは決して偶然ではない。

※当初、草木根国は、どの地域をさすものかわからなかつたが

　　　１　安堵峰が和歌山　奈良県境の安堵山であること。　　　　　　　

                                            紀伊半島南部

      ２　高豊峰が奈良盆地の高取山であること

                                             北部

      ３　高州山　宝達山ラインが東西線であることにならって、

         呉羽――ウグイ浦ラインも東西線になることを確かめた結果

          宇久井浜が魚利浦であること

                                             伊勢湾地方

       以上の３点から紀伊半島・伊勢湾地方をさしていることがわかった。

　　　

※当時の航空測量結果によれば、勢湾の入江は、今よりもっと内陸まで広がっており、入り江には多くの州があって、そこには巨木が生い繁っていたことがわかっている。

ＢＣ７７７

※この異変によって、日本各地の都市もまた壊滅した。そこで天皇は都市の再建にあたって、新しい方位を確認すると、奈良・和歌山の県境にある、に再建活動の中心をおいた。

注その後地球は再び大規模な異変に見舞われ、世界各地が泥の海となって、多くの人が死に絶えた。

ツノグヒ天皇は、草木根国の安堵峰（奈良県吉野郡十津川村と和歌山県西牟婁郡中辺路町の境にある安堵山）の大宮から神去った。

※安堵山は耳成山と高取山を結ぶ、異変前の東西線の延長上にあり、しかも護摩壇山とこの山を結ぶ線が、新しい南北線に相当するといった位置にある。

　このあたりは古くから鬼ｹ城と呼ばれているが、日本列島の鬼ｹ城地名16ｹ所を地図上にプロットした結果、図のように鬼ｹ城が規則的に並んでおり、十津川の鬼ｹ城がその中心的な位置を占めていることがわかった。

　このことは鬼ｹ城のあった安堵山のあたりが、ＢＣ７７７年以後の再建活動の中心であったことを航空地理学的に証明している。

　　 図　日本列島鬼ｹ城ライン

　※日本の洞窟、および人骨や土器などが発見された、縄文時代の遺跡を調べた結果

早期（１００００－８０００Ｂｐ）６９遺跡

　　前期（８０００－６０００Ｂｐ）２５遺跡

　　中期（６０００－４００００Ｂｐ）１１遺跡

　　後晩期（４０００－２０００Ｂｐ）４４遺跡

おおよそ、このようなデーターをえることができた。

縄文時代の各期の年代と、その期間については、研究者によってかなりのバラツキがあり、同じ土器型式でも地域ごとに年代のずれがあったと考えられているので、上記の数値は正確なものといえないが、それでも縄文時代に次のような傾向があったことは読み取ることができるる。つまり

　　１　人々が洞窟や岩陰で生活したのは、主として早期と後晩期であり、

　　２　早期から中期にかけて、洞窟生活者が少なくなっていった

　　３　にもかかわらず、後期から晩期にかけて、再び洞窟生活者が増えたこと

　　４　洞窟生活者の数が最も少ないのは、縄文中期であったこと　　　

　　などである。

　　以上のような傾向は、縄文早期と後晩期に、海進があって、当時の海岸線が今よりずっと内陸部にあったという、地質学のデーターと対応するだけでなく、早期以前と後期以降に、地球規模の異変が発生したと記す、竹内文書の記録とも一致している。

　　要するに、縄文時代の人々は大きな異変が発生した時期に、洞窟生活を余儀なくされたという結論が得られるのである。

　　そして日本各地の伝説によれば、その異変は火の雨や洪水をもたらしたといわれているので、当時の人々はこうした脅威から身を守るため、高地の洞窟に避難したということができる。

　　このような大異変の結果、前期から中期にかけて大きく発展していった、縄文日本の都市や家屋はすべて破壊され、人々は原始的にみえる生活を送らなければならなかったのであった。

ツノグヒ天皇の時代に、世界各地の五色人の王は、のちのちの世まで、天皇にヲタカラ棒を献上するきまりとなった。

※日本の代表的な縄文遺跡は、すべて産金地にある。しかもそれらの遺跡から、男根の形をした巨石や、石棒が発見されている。

０ｔａ地名の世界的な広がり

※アイヌの伝説には、しばしば黄金の話がでてくる。この時代の王は、今よりもはるかに黄金を愛好した。

※ヲタカラオ棒とは、具体的に何をさすものかよくわからない。ヲタカラという言葉は‘お宝“を連想させるので、ヲタカラオ棒とはお宝男棒のことだろか。ヲタカラはアイヌ語で‘Ota－ kara” 黄金・造りのという意味である。

男棒が男根の形をした石棒か、（王だけが手にすることのできた、指揮棒）のことであれば、それは男根の形をした黄金製の錫であったかもしれない。

このような黄金製品の出土は今のところ報告されていないが縄文中期の越根中国（石川・富山・岐阜北部・新潟西部）から男根形の彫刻石棒が数多く出土していることは、竹内文書の記事と関係がありそうである。ただし彫刻石棒は日本各地の巫女の家で祭られたもので、献上されたものとは考えられない。そこでこの棒は、金ののべ棒のようなものだったと考える方が、献上品にふさわしい。

　　　

写真　彫刻石棒　　御物石器

ＢＣ７７０頃

上古第１８代天皇オオトノチは、草木根国の高城宮で、皇后オオトノギと、結婚式を挙げた。

※この高城宮はどこにあったか。草木根国（紀伊半島伊勢湾地方）の中で、高城山という地名を捜してみると、高城山という山が２つあることがわかる。

１和歌山県と、日高郡町の境にある高城山（たかじやま）

２奈良県吉野郡吉野村と、天川村の境にある高城山（たかしろやま）

２の高城山は紀伊半島の中央山岳地帯にある、高さ１１１１ｍの山であり、１の高城山は紀伊水道に注ぐ、日高川河口の、高さ２４０ｍの山である。このどちらかの山に、高城宮があったとすれば、異変当時は、山に避難したであろうから、２の高城山に宮があったと考えた方がよい。

しかしここでおもしろいのは、２つの高城山を結んだ線が、護摩壇山を通過することだ。また１の高城山と日の御崎の先端を結んだ線は、異変前の南北線になっている。

１の高城山の位置や、山名はどう考えても偶然なものではない。

１の高城山は、ツノグヒ天皇の時代の異変前

に人工的に造られた可能性がある。

おらく１の高城山と、日高川の流域に

住んでいた人々はＢＣ７７７年の異変に備えて

２の高城山のふもとにある天川地方に

移り住んだのであろう。

そして異変が収まったあと、護摩壇山を

あたらしい真北の方向を望み見る、

安堵山に大宮を建て、再建活動に取り組んだのでは

ないだろうか。護摩壇山――安堵山　の直線距離が

日ノ御崎と１の高城山を結んだ

直線距離約１５ｋｍに等しいのも

偶然であるとは思わないし、笠塔山と笠捨山

という、よく似た名の２つの山を結んだ線が

護摩壇山――安堵山と直交する東西線になっているのも偶然ではないかもしれない。

（Kasa sutuはアイヌ語で大石のふもとの意）

オオトノチ天皇は、さきの異変で破壊された、呉羽山の皇祖皇太神宮を再建した。

　本殿　　　幅　３６１尺　奥行　３７２行

　前殿幅　７６１尺　奥行　７２１尺

　祈念殿幅１２６１尺　奥行１３２１尺

祈念殿はニイヤ　、すなわち今の東岩瀬海岸から奥まったところに、東より西向きに造られた。

本殿、前殿、祈念殿の四方には、大鳥居も造られた。この大宮は、次のオモタルヒコ天皇の時代に造られた、東岩瀬海岸のニイヤ宮とあわせて、二宮と称されたこともある。

天皇と皇后は、皇祖皇太神宮に、天皇家の宝や、ヒヒロカネの剣と矛、ホド文字、ミド文字、　世界の地形が刻みこまれた宝剣などを奉納して、太神宮の御神体とともに祭った。

御見城山の宮地は、今の境野から北代のあたりまでと定められた。

天皇は、１２６１尺ｘ１３２１尺の大宮に住まわれた。

※富山市西部の呉羽山丘陵は、旧石器時代以来の遺跡密集地で、ゴフク城の地は、日本のトロイともいうべきところである。

　呉羽山の皇祖皇太神宮は、異変のたびに何度も建て替えられ、そのつど建物の基本方位がかわっている。昔から神殿の入口は東向きに造られるのが普通なのに、本文で祈念殿の正殿が西向きに造られたと、わざわざことわっているのは、祈念殿の工事にとりかかった頃、東であった方角が、完成時点では西の方角に変化したからであろう。

トヨクニ文字の起源

大斗能地天皇

象形仮名字

※文中のホド文字、ミド文字というのはオオトノチ天皇が作定したと伝えられる、図のような象形仮名字（象形文字）をさすものと思われる。この文字は第二次大戦前まで、サンカが使っていたトヨクニ文字とほぼ同じものである。この記事によって、トヨクニ文字がつくられたのはｂｃ７７０年頃であったという、年代学的な目安が得られる。

豊国文字

オオトノチは、越後国（ｺｼｳﾗｺｸ）蒲原（ｶﾝﾊﾞﾗ）の栗ｹ山（ｸﾘｶﾞﾔﾏ）、（新潟県加茂市と南蒲原郡下田村の境にある粟ｹ岳ｱﾜｶﾞﾀｹ）に栗ｹ山大宮を造り、ここで万国のまつりごと（政治）にあたった。

※当時の越後国は、今の新潟県だけでなく、山形県や福島・栃木・群馬県の一部にまたがっていた。

越後国の存在は、信濃川流域の縄文中期の遺跡から、‘火炎土器“と呼ばれる、特徴的な土器が出土することによって裏付けられる。

※新潟県栗ｹ岳のそばには、第３代天皇時代の皇子の一人が天降った、御神楽岳や第１５代天皇が祭られた飯豊山があり、古くからこの一帯が開発されていたことがわかる。

けれども縄文後期に、オオトノチがこの山に栗ｹ山大宮を設けたのは、ＢＣ７７７年の異変の被害が、太平洋側より少なかった、日本海側の都市を再建活動の基本としたからであろう。

このことは２０代天皇の時代に、徳佐峰大宮が造られた山口県の十種峰と、首都のあった呉羽山、そしてこの粟ｹ岳の３つの山が、日本海に沿って直線上に並んでいることからうかがい知ることができる。

これら３つの山が直線上に並び、しかもその直線がＢＣ７７７年からＢＣ７６２年までの期間における、東西の方位を示していることは偶然ではない。

※縄文後期の人口減少は世界的な傾向だが、日本においては関東地方の減少率がもっとも大きく、これに比べれば東北北陸地方の減少率が比較的に小さかったといえる。

天皇は宇宙船に乗って、一日８０００里　、あるいは１１０００里（１里を４ｋｍとして計算すれば３２０００km／日　４４０００km ／日のスピート゛、つまり一日で、地球をひとまわりするくらいの速度）で世界の各地を視察した。このとき、万国の五色人の王や、尊者、民衆はみな宇宙船に乗った天皇の姿を見て、天神の御来光かと仰ぎ、この世に希な貴い方が来られたと伏し拝んだ。

万国巡幸を終えた天皇は、道路奥陸奥（ﾐﾁﾉｸﾑﾂ）の大湊（青森県下北半島の大湊）から恐山山地の釜臥山に立ち寄り、そのあとで富山のゴフク城に戻って、皇祖皇太神宮で祭祉を行った。

ＢＣ７６２

この天皇の世に、地球はまたもや大異変に見舞われ、世界は泥の海となった。

この異変に先だって、天皇は恐山の王祖礼山大宮から、ふるさとの星、（天日）に神去り、地殻の変動がおさまってから天降った。

※恐山は、上古の天皇が、何人か、天に飛び立った山である。このことは恐山に古くから、宇宙船の基地＝ｵﾑﾝｷﾛﾙがあったことを物語っている。

上古第１９代天皇オモタルヒコは、新潟県南蒲原郡の粟ｹ岳のふもとにあった、で皇后と結婚式を挙げると、富山市の（呉羽山．城山）にもどり、そのふもとに、異変で壊れた皇祖皇太神宮を新たに立て直した。（加茂＝ｋａｍｕｉ＝神）

本殿　幅３６１　尺　奥行３７２尺

前殿　幅７６１尺　　奥行７２１尺

大宮が完成すると、世界各地の五色人の王は天皇のもとに駆けつけ、それぞれの持参した王国の宝を太神宮に奉納して、国民の安泰を祈願した。そしてこの大宮の四方には、新しい東西南北の方位に合わせて鳥居が建てられた。

※日本の神社の起源は、縄文時代の早期まで遡る。神社の位置は、今でいえば三角測量の基点となるにふさわしい複数の山が、その当時の方位を考えて選ばれた。

そしてこの山の頂きに、聖（日知り）の宮が、方位に合わせて建てられたあと、山のふもとでも、方位や位置関係がわかるように里宮が建てられた。このような聖の山は、神奈備山と呼ばれ、人間の手が加わってピラミッド型となっていることが多い。

テキストボックス: ﾜｲﾅﾋﾟﾁｭﾏﾁｭﾋﾟﾁｭ

男山　　　女山
毛無山
聖岳

聖岳

　神奈備山

kamui-nupek山

神の光［がさす］山

アイヌ伝説の幻の都が実在した

※ＢＣ７９２年以来の数次にわたる異変にもかかわらず、縄文日本の都として重要な働きをしてきたゴフク城の地、呉羽山はアイヌ語で山のあるところ、瘤山を意味する。tapkop-ka　tapkop山の語頭のtapが脱落してできた地名である。

つまり

tapkopka――　kopka―― gopuku 五福

tapkop山――　kop山――　gopa山―― 呉羽山――くれは山

という経過をたどって、今に至っている。

実際にこの呉羽山は、アイヌ語の意味するとおり、呉羽丘陵の北端に突き出た瘤山であり、呉羽丘陵自体が、城山を背とする瘤牛のような形をしている。このような地形的特徴に基づいて、呉羽山の地名はつけられたのだが、呉羽の地はまた、アイヌの英雄ポイヤウンペが城をかまえたところでもあった。というのはポヤウンペの城のあったのは、トミサンぺツ（富山川）のシヌタプカというところで、シヌタプカとはアイヌ語でsin-nup・tapkop山・野（の）・瘤山という意味であるからだ。

トミサンペツとはtomi-san-pet 神の軍・下る川という意味で、今の神通川をさしており、シヌタブカが、この神通川のほとりにあったということになれば、その瘤山とは、ゴフク城のあった呉羽山以外の山とは考えられない。

要するに、アイヌ伝説の英雄ポイヤウンペの都城は、富山市の呉羽山にあったのである。

縄文時代の富山を中心に、日本全土に住んでいた古モンゴロイド系の人たちは、今の日本人とアイヌにとって分離以前の共通の祖先であったが、彼らの伝説はその後、本州の地から消え去り、北海道のアイヌの間で、ふるさとを見失って伝えられてきたのである。

御皇城

※ゴフク城の地をオミジン山と呼ぶのは、この言葉がアイヌ語の

opi-sin

２つ（の）・山に由来するからである。

上図をみればわかるとおり、呉羽丘陵には２つの瘤山がある。

富山に多いｏｏ新という地名もｏｏ山を意味する。

縄文日本の神々の活躍を物語る、ポイヤウンペ・　

ヤエ・ユーカラの舞台は富山だった

※今の日本人とアイヌ人の共通の祖先にまつわる英雄、ポヤウンペが、ウラルやエニセイ、レブンシリ（アンデス）の神々と戦い、勝利を収めて帰ってきた都、トミサンベツのシヌタプカとは、呉羽の五福城だった。

※第１９代天皇オモタルヒコが再建した､呉羽山の皇祖皇太神宮は、第１７代天皇ツノグヒがＢＣ７７７年の異変のあとに設けた、紀伊半島の安堵山の大宮の位置からみて、現在の真北から、東へ３０゜ばかりズレた角度をもつ線上にある。そしてこの線は、ＢＣ７６２年の異変後に定まった、新しい子午線（南北の方位）を示している。

このことは、呉羽山と安堵山で、それぞれ大宮の建設にあたった人々が、つながりがあったことを意味しているが、そのことは、縄文後期の富山地方の土器様式の上からも確かめることができる。つまり、後期の初めには、この地方でも関東地方と同じように遺跡数がめっきり少なくなったのだが、後期の中頃から、遺跡数が増え始めるとともに、縄文中期までに富山湾地方で見られなかった紀伊半島地方の土器が、出土するようになるのである。富山市内からも出土するその土器が、奈良県吉野の宮滝様式に属する土器で、安堵山が高城山の大宮人たちが使っていたものと同じである点が重要だ。

。

その後オモタルヒコ天皇は奇日根日向国の法礼山に大宮を造りここで天下の祭りごとにあたった。

その後、オモタルヒコ天皇は、奇日根日向国の法礼山に大宮を造り、ここで天下の祭りごとにあたった。

※奇日根日向国は、九州南部をさすことが、すでに別の記事（前出）からわかっている。

しかし法礼山という名前の山は、九州にない。

また日本のどこをさがしても見当たらない。

そこで、この山は法礼山＝ほうらい山＝蓬莱山＝鳳来山すなわち（鳳ホウという名の大鳥にたとえられた、huri　鳥　宇宙船）が飛来する山、と解することができる。

とすれば、九州で昔から不知火（ｼﾗﾇﾋ）として知られる、怪光を発する物体がしばしば目撃される、熊本県宇土半島の近くに、蓬莱山を捜すのが妥当なところである。

※蓬莱山は、中国や日本の民間伝承によれば、神仙がカスミを食べて生きている山でもある。このカスミとは、実はアイヌ語で「大粒の砂金・がある［ところ］」を意味するkatu.omaiに由来している。

アイヌ語で砂金をさすotaという言葉は、時代と土地を異にして、ota、　osa、　isa、　aso、 ato、　uto、　utu、　atu、　ata、　などの形をとっている。

とすれば、九州の阿蘇山（の山）のふもとにある宇土半島（の半島）に砂金を求めて、縄文時代の人々が、熊本県玉名郡水町の尾田（ota）や下益城郡城南町西阿高（ata-ka）城南町御領（ごりょう＝御霊＝ota-omai）に、九州の縄文中期と後期を代表する、阿高式土器や御領式土器を残したのは当然ともいえる。

そして今、これらの遺跡の位置に注目してみれば、尾田や阿高御領遺跡を残した人々は熊本市の西にある、金峰山（きんぽうざん）のふもとで生活したことがわかる。

※金峰山は文字通りに言えば黄金の華咲く山だ。

縄文早期に、塞の神武土器を残した、鹿児島県 伊佐isa郡菱刈町下市山の塞の神遺跡の人々がここで金を採取したことは、この菱刈が恐山（osa,re山＜ota-ru＞金脈が走る山）の金脈発見前まで、世界で最も高品位の金山であったことによっても裏づけられる

従って熊本県の金峰山も、かっては黄金の華咲く金華山であったことはまちがいない。

しかも宮城県の金華山が、今でも蓬莱山と呼ばれている事実に注目するなら、熊本県の金峰山もまた、蓬莱山であったといってよい｡つまり本文の、奇日根日向国の法礼山とは、熊本県の西にある金峰山をさしているのである。

※以上の結論にあやまりないことは、別の観点からも証明される。

というのはオモダルヒコ天皇に続く、第２０代天皇がいた徳佐峰大宮（山口県阿東郡阿東ato町の峰）と熊本の金峰山を結んだ線が、ＢＣ７６２年以後の南北線になっているからである。これは偶然のことではないし、次の天皇に関する記事の中で、山梨県の金峰山がまたしても登場することからも、熊本の金峰山が、山梨とおなじ金山として注目され、子午線の基点となったことは確かである。

※熊本県の金峰山の周囲に、縄文時代中期と後期の遺跡が多いことはすでに述べたが、縄文時代前期の産金地は、宇土半島（黄金の半島）のつけねに位置する宇土市宮ﾉ庄の轟（とどろき＜to-ota-ru.ke:金脈が走る沼）や

曽畑（そばたくso.hattara:［砂金が堆積した］滝壷）遺跡のあたりにあった。

しかし前期の産金地も、中後期の産金地も、ともに阿蘇山を源とする川が、島原湾に注ぎこむ土地にある。

大きく見れば、金峰山の周囲に、縄文の前期から後期まで九州を代表する産金遺跡群があったといえる。

※そして、縄文前期の曽畑式土器や、中期の阿高式土器とそっくり同じ形式の土器が、エクアドルやヴァルディビア海岸で発見されていることは、熊本の砂金採集者がエクアドルの初期文明を生みだしただけでなく、この海岸にエスメラルダスの黄金文明を生み出した人たちであったことを予想させる。

この人々は黄金を求めて、中南米に向かい、コスタリカのオサosa半島でも、マヤ文明以前の黄金文化を生み出したらしいのである。

テキストボックス: ※面足日子
オモタルヒコ天皇の、オモタルという名はアイヌ語のota-ru-omai
金　脈　をもつという言葉をomai-otaruと入れ換えこれに
面足という漢字をあってはめてつくられた名である。
※次の天皇
皇根王のカシコネkasi-ko-neもアイヌ語でkota-ke-nay
大金・処・川つまり、大粒の砂金がとれる川という意味をもった名前である。
これら２人の天皇から当時は黄金時代だったことがわかる

※otaという地名はブラジルではitaとなまり、イタビーラ（黄金の崖）や、イタビリト　、イタイチュバなどの産金地名になっている。アフリカではodaやodoとなまり、ガーナのオダ金山や、ナイジュリアのオンド金山と結びついている。

皇子のカシコネキヒトは、不老長寿の薬を石楠花の花からつくったが、これを飲めるのは天皇だけとし、それ以外の者には禁じた。

錬金術

イオン化された金

生体原子炉

カタカムナの秘法

※シャクナゲからつくられた不老長寿の薬には、金が多量にふくまれている。金が人体に若返りの効果をもたらすことをケイシーもフィジカル.リーディグの中で指摘しており、日本や中国では、古くから、金粉をお茶をお茶や井物に混ぜて飲むと、良いことがあると信じられてきた。現在ではこのことがすっかり迷信化してしまったが、縄文時代の日本人は、金の薬物学的な効用をわれわれよりはるかに熟知していたようである。ところでシャクナゲの花に金がなぜ多量にふくまれているかといえば、これも古くから鉱山師たちの間では秘伝とされてきたことだが、シャクナゲの花咲く岩の下には金ありということで、シャクナゲは金の含有率が高いところに生えるからである。

※オモタルヒコ天皇の時代に、シャクナゲの不老長寿薬を天皇以外の者が飲んでいけないとされたのは、鉱物学や薬物学の知識をもたないシロウトが、このような薬を飲んだり調合することは危険であり、またこの薬をつくるため、シャクナゲの自生地が荒されることを恐れたからであろう。

この時代には、すでに多くの砂金採集者の活動によって、このような憂慮すべき事態が発生していたものと思われる。

オモタルヒコが、不老長寿の薬の製法を秘密にし、シャクナゲの採取を禁じたことは、金とシャクナゲのつながりや、otaが砂金を意味する言葉であることを見失わせてしまった。

現在のアイヌは、このｏｔａという言葉を単に砂としてしか使っていないが、北海道十勝支庁、大樹（ﾀｲｷ）町の尾田（ota金）や北見支庁枝幸（ｴｶｼ）町の歌登（ota-nupri金の峰）の川筋で、今も砂金か採取されている事実に即して考えれば、otaという言葉には測り知れない秘密が隠されていることがわかると思う。

山海経に記された世界各地の金山山海経が暗号化された理由丹毒鳳は丹穴に住む

・宇宙船の推進装置は、純度の高い水銀（丹）が用いられたこと

・水銀の変成作用によって、鉛を金に変えることができたこと。

・この知識を、不老長寿のために生かせたこと

オモタルヒコ天皇は、万国巡幸の旅に出ると、天日国から、インド・中国・アメリカの各地に天降り、カナタニュイヨイク浜（北米オンタリオ湖畔？）から富山のニイヤ浜（神通川河口の岩瀬浜）に帰ってきた。

※オンタリオ－オモタル

※本文の記事に、今のニューヨーク市か、ニューヨーク州の名前からとったニュイヨイク浜という地名が登場するので、竹内文書の地名は近世以降改められ、元の地名がわからなくなっている。しかし本文の、「カナタニュイヨイク浜」を、アメリカカナダ国境地帯のニューヨーク州オンタリオ

湖畔と解釈すればこのオンタリオという地名や、オンタリオ湖の近くにあるオタワは、アイヌ語でota-ru-o（砂金の流れ口）ota-pa（黄金の口）という意味をもっているので、本文の地の記事とつながってくる。

五大湖の周辺は、北米大陸の中でも鉱物資源が豊かなところで、カナダという国名もアイヌ語のkani-to（黄金の湖）に由来していることを考えれば、ニュイヨイク浜が、オンタリオ湖畔であった可能性は大きい。

のちに東岩瀬とよばれるようになった、ニイヤ浜には、皇祖皇太神宮の御霊が勘請され、神宮が建てられた。

本殿　幅　７２尺　　奥行７８尺

前殿幅１２１尺

また神宮の四方には、新しい方位に合わせて鳥居が設けられた。これが東岩瀬天神宮の由来である。

天皇は日向法礼山（熊本県の金峰山）の大宮で、息子のカシコネ王に、天皇の位を譲ると、

秋津根（（京都府）のから神去った。

愛宕山頂に造られた宮には、オモタルヒコ天皇が、火の神として祭られた。

「源平盛衰記」に日本一の大天狗、太郎坊がいたと記された愛宕山は、京都駅の北西14kmのところにある山で、火伏せの神（火防神）に対する、民間信仰の中心地である。

この愛宕山の山名は、アイヌ語で、「燃えたたいまつをもってくる」という意味のattakであると説く研究者もいるが、本文との関連でとらえてみれば、同じアイヌ語でもota-ke （金山）がata-goになまったものと解した方がよい。というのは京都の北西にある、この愛宕山から北東の比叡山にかけての一帯は、昔から鉱山師たちの間で、豊富な金脈が走っているところとして知られており、愛宕山の南麗をｓ字状に迂回して大阪湾に流れ込む保津川　――桂川――淀川の川底には、かって大粒の砂金が、キラキラと輝いていたといわれるからである。

清水寺縁起

、

※天台宗寺門派の開祖である円珍は、宝亀九年（７７８）年に、淀川の底に一筋の金の流れを認めて、鴨川から清水の地に向かったが、その２百年前に、秦氏もまた桂川の底に、大粒の砂金の流れ（katu-ru）を確かめて太秦の地に住み着いた。

太秦の北にある宇多野は、アイヌ語のota-nup （黄金の野原）に由来しており、その北東の大文字山のふもと、大伴（ota-omai）の地から採取された金は、有名な金閣寺の建立にあてられている。

松尾芭蕉は今から三百年ほど前（１６９１年）に、太秦のさらに奥の小倉山のふもとにあった去来の別荘で、「嵯峨日記」を書いたが、その当時でも桂川のこのあたりでは、砂金が採れたことを、俳句に使われた隠語によって知ることができる。

これらの砂金の多くは、いずれも愛宕山から比叡山にかけて走る金脈が、水によって洗い流されて下流に堆積したものである。

愛宕山は真言密教の修験地として知られているが、このことも愛宕山は金山であったことを示してしている。なぜなら密教の極意は、丹（水銀）を用いて砂金を精製することにあったからである。この山で、修験者が鉱物資源を採取するにあたって、山を焼いたことはのちに愛宕山の火伏せ行事となった。ただ単に「燃えたたいまつをもってくること」が重要な意味をもっていたわけではない。本文の記事は、愛宕神社の起源が縄文時代後期まで遡ることを示すとともに、愛宕の神オモタルヒコが、火伏せの神、（鉱山神）でもあったことを示している。そして彼が日本第一の太郎坊天狗であったとすれば、日本各地の太郎坊伝説をともなう巨石遺構が、ＢＣ７５０年頃造られたことを示している。これらの意味で注目すべき記事である。

太郎坊天狗－オモタルヒコ

※日本各地は、愛宕山という名の山が、主なものだけでも２６ｹ所ある。

これらの愛宕山の中で、最も古いいわれをもっているのは、おそらく長崎県佐世保市内のふたつのだろう。というのは佐世保駅の西南西３kmのところにある愛宕山と、相浦駅の北北東１kmのところにある愛宕山を結んだ線が、ＢＣ７９２年以前の方位でみた東西線を示しているからである。

佐世保市内の岩下洞穴は、旧石器時代から縄文中期までの遺物を出土する遺跡だが、この洞窟に土器を残した人たちはふたつの愛宕山をもって、当時の東西線を表したことが考えられる。日本最古期の土器を出土した、旧石器時代の泉福寺洞窟や世界最古の土器、（Ｃ１４年代で今から１３５００年前）を出土した福井洞穴が、岩下洞穴とともに、石盛山を通過する、かっての東西線上に並んでいるのは偶然とは思えない。

２つの愛宕山を結んだ直線と、泉福寺――竜神洞穴線のそれぞれの延長線が、佐世保港の南の岬の突端で出会ったり、石盛山と愛宕山を結んだ線が、高後崎灯台のある岬を通過するところをみると、旧石器時代から縄文中期にかけて、佐世保一帯に住んだ人たちは、山や岬洞窟などを利用しながら、当時の基本方位を地形の中に巧みに刻みこんだことが考えられる。そのような作業の中で、自然の地形に手が加えられ、山が削られたり、洞穴が掘られたことはもちろんであるが、他に適当な目標物がないときは人工の山も造られた。その意味で、これらの愛宕山は注目すべき山といえる。

佐世保 sa-sep　広い入り江

福井 puk-i 穴のあるところ

竜神　rew-us-i いつもとまるところ

これらの愛宕山が、両方とも、三国山（岳）と関係づけられているのはおもしろい。

※他のふたつは、宮城県の岩沼市にある愛宕山（岩沼駅の西６km）と、宮城県 黒川郡大郷町にある愛宕山（古川駅の南２０km）で、この２つの愛宕山を結んだ線は、同じ期間中の南北の方位を表している。

ＢＣ７５５頃

上古第２０代天皇カシコネ王は、穴門根長門国（今の山口県）にある徳佐峰（十種峰）の大宮で、カシコミド皇后と結婚式を挙げた。

そして富山の皇祖皇太神宮で、即位の儀式をすませると、ゴフク城の地に赤土大宮を造り、ここに滞在した。天皇と皇后はみずからヒヒロカネの剣をつくり、ホド文字ミド文字で、神名を掘りつけた神宝や世界の地形を刻みこんだ神宝をつくり、これらを太神宮の御身体や、その他の神宝とともに祭った。

赤土　アッカド　or　アカト　聖なる沼

カシコネ王は、丹波高地の身栗利岳に大宮を造り、これを仙洞とした。この身栗利岳は、のちに三国岳と呼ばれるようになった京都市北部の山である。

※身栗利岳の身栗利は、アイヌ語のkur-ru omai（山・道・ある）に栗・利・身という漢字を宛てたあと順序を、身・栗・利・と入れ換えてつくった言葉である。

クルリミからミクルリに変化した山の名は、さらにミクリと縮まり、なまってミクニとよばれるようになった。これが三国岳、あるいは三国山の三国の由来である。

日本には三国岳とか、三国山、三国峠というように、三国のつく地名が３０以上もある。

三国はこれまで旧３国の境界（またはその近く）という意味で用いられたと考えられ、実際に三国山は県境にあることが多いため、このような説明が何の疑いもなく受け入れられてきたが、

本文に、三国は身栗利がなまったものだと記されている以上、その由来は国境区分以前の、縄文後期まで遡ること、カシコネ王当時の山道の整備にともなって名づけられたものであることがわかる。この時代の山道整備を具体的に物語るものとして、まず第一に、これらの三国山の多くが、山越えの峠をもっていることが挙げられる。

上信越線水上駅の西、１３km のところにある三国山の南には、三国峠がある。ここは上越線開通（1931年）以前の三国街道の要所だった。

また線信濃川上駅の東１７kmのところにある、三国山の南や、播但線生野駅東北東１２ｋｍのところにある三国岳の南西部にも三国峠がある。

　

その他の例として

所在地	地名	三国山にある峠
北海道	三国山	石北峠
新潟・山形・福島県境の	三国峠	鳥井峠
神奈川・静岡県境の	三国山	長尾峠
富山・石川県境の	三国山	倶利迦羅峠
福井・滋賀県境の	三国山	粟柄越
岐阜県土岐市の	三国山	戸越峠
大阪・和歌山県境の	三国山	峠
福井・滋賀・岐阜県境の	三国ｹ峠	栃の木峠
三重・滋賀・岐阜県境の	三国岳	鞍掛峠
岐阜・長野県境の	三国山	御厨野関
鳥取・岡山県境の	三国山	人形峠
鳥取・岡山・広島　県境の	三国山
島根・広島県境の	三国山	赤名峠
福岡・大分・熊本県境の	三国山	兵戸峠

などがある

※これらの山越えの峠が、古い歴史をもつものであることは、峠の名まえからも知ることができる。

富山・石川県境の三国山の近くにあるは、木曽義仲が平維盛の軍を牛火の奇襲戦法で破った有名な古戦場だが、その倶利伽羅峠は、アイヌ語のkur-kar山を迂回する峠に由来しており、三重・滋賀・岐阜県境のもアイヌ語のkur-kar-ke （山を迂回するところ）がなまったものだ。

福井・滋賀県境の三国山の南にある粟柄越（ｱﾜｶﾞﾗｺﾞｴ）は栗柄越（ｸﾘｶﾗｺﾞｴ）のことである。大阪和歌山県境のはkur-ru-omai（山道のある）がクリミ――クイミとなりさらにキミとなったものであるし、岐阜・長野県境のの関のミクリは、本文に登場すると同じ意味をもっている。

これらの地名がアイヌ語に由来しながら、その由来が見失われてしまったのは、こうした峠が、よほど古い起源をもっていることを示している。カシコネ王の時代に目標となる山、（三国山　三国峠）が設定されて、峠や街道が整備されたことは、本文の三国峠と能登半島の高州山を結ぶ線が、京都の西にある愛宕山を通過する事実からもうかがい知ることができる。

カシコネ王の先代オモタルヒコ天皇は、日本各地の金山を開発する過程で、山道の開発に着手したが、そのとき造られた、京都の愛宕山宮と、能登の高州山とを結んだ線は、当時の南北の方位をあらわしている。

カシコネ王は、この南北線に沿って北陸街道の整備を進めるかたわら、線上にひとつのピークをなす三国岳の周囲にも、山道を開いたのであろう。

オモタルヒコ時代の愛宕山群と、カシコネ王時代の三国山群の幾つかが、ＢＣ７６２－ＢＣ７４７年間の基本方位と密接なかかわりがあることは、すでに前代の愛宕山に関する説明の中で、具体的に示しておいた。

そこでは、京都の愛宕山以外にも、長野の愛宕山や、福島の愛宕山が、三国山とワンセットで基本方位をあらわしていることを見た。

※今ここで、三国山と愛宕山以外の山との関係について、同じようなことがいえるかどうかを調べてみると、さらに興味深い事実が浮かびあがってくる。

それは北海道の三国山と、大雪山（北領岳）、神奈川・静岡県境の三国山と富士山、　群馬・埼玉・長野県境　の三国山と、山梨の金峰山、岐阜県土岐市の三国山と、岐阜市の金華山　島根・広島県境の三国山と、島根の大江高山のそれぞれの山を結んだ線もまた、当時の基本方位を表していること、そしてさらにふたつの山の間の距離に、何か法則的なものがあるように見受けられることである。

カシコネ王時代の街道整備、測量事業に関連して、このことを端的に示しているのが、金華山から秋葉山に至る直線である。この区間の距離は約１１１kmで、金華山と三国山、三国山と段戸山、 段戸山と秋葉山の間の距離は、それぞれ約３７ｋｍとなっている。三国山と段戸山は、金華山――秋葉山の間の直線距離を何と三等分している。しかも段戸山の山頂から東南東に延びた平らな尾根は、当時の東西線を帯状に表現しているように見えるのである。はたしてこれは何を意味しているのだろうか。

金峰山―国見山の距離（５５．５ｋｍ）は金峰山―三国山の距離（３７ｋｍ）の１．５倍になっている

※ここで再び、金華山――秋葉山、間の距離１１１kmに注目してみよう。これを３６０倍するとどうなるか｡39960kmとなって地球の赤道円周40075kmにきわめて近い数値が得られる。ということは、逆に考えれば、金華山――秋葉山の区間距離は、地球の円周の３６０分の１、つまり経度１度（６０分）に対する長さを表している。そして三等分された区間は、それぞれ、２０分の長さを表しているということである。さらに正確に言えば、金華山――秋葉山の距離が、１１１kmであれば、緯度４度の場所における経度一度の長さを、またその距離が１０８kmであれば、緯度１４度の場所における、経度一度の長さを表していることになる。

正確な距離をだしてみなければこれ以上のことは言えないが、このことは日本列島がＢＣ７６２年からＢＣ７４７年にかけて、一時的に熱帯に属していたことを意味する。その当時の中部地方は今のケニアのような気候だったろう。

石川県能都町の真脇遺跡や金沢市のチカモリ遺跡では、直径１m近いクリの巨木が柱に使われたが、このようなクリの木は熱帯性気候の中で、ははじめて巨木になりえたから、当時の日本は熱帯地方だったことがわかる。

三国山の位置を調べることによって推測された、当時の気候は、遺跡から出土したクリの巨木の存在によって裏づけられているといえる。

従って、われわれが縄文時代の歴史を調べるときは、このような緯度の変化にともなう、気候の変化も合わせて考えていかなければならないだろう。

栗の御神木が使われた時代を反映する表現ー

※カシコネ王時代の、山道の開設をふくむ街道整備事業は、中部山岳地方において、特に盛んだった。そのことは、岐阜県や長野県などに残された、何十というカイト地名・カイト遺跡の存在からうかがうことができる。以下に列挙したカイト地名と、カイト遺跡を、地図上にプロットして、相互の位置関係を調べてみると、そこでもまた、このカシコネ王時代の東西南北の方位に合わせて、これらの遺跡や地名が残されたことがわかるのである。

カイト地名表・竜宮伝説・朝日山城・中津川の巨石 ・足助の巨石

テキストボックス: カシコネ王は、このような街道整備と併行して、伊勢湾地方に注ぐ木曽川、飛騨川の流れさえ、下流に洪水を起こさないよう、緩慢な流れに変えたことが考えられる。つまり、これらの河川の流路を、９０度の角度でジグザグに変えて、水の勢いをおさえた形跡が認められるのである。

ポヤウンペ poro-ya-une-pet

大いなる・陸岸・ならされた・川

流れを変えられた大いなる川

木曽川・飛騨川の地に生まれた英雄

仙洞

chiseni-un-por 家財・そこにある・洞窟

センポラ＜セニウンポル＞　洞窟城・地底城のことをさしている

カシコネ王は、世界の各地を訪問したあとインドに立ち寄り、ベンガル湾に臨む、ハウライ湊（ハウラーの港）から丹後半島の天の橋立に戻ると、皇祖皇太神宮のある富山の都に帰還した。そして御皇城の地、呉羽山の赤土大宮で、皇祖皇太神宮にともなう儀式をとりおこなった。

文中のハウライ湊は、インドの世界的な港町カルカッタの西どなりにある、ハウラーのことをさしているものと思われる。ハウラーの語源はまだ調べていないが、ハウライは鳳来のことで、鵬（ﾎｳ）という名の大鳥（ｵｵﾄﾘ）が飛来するところという意味をもっている。インドのカルカッタは、古代中国の地理書に鵬が飛来する空桑－カラクワの地（カルクワタ）と記されたところである。

その意味で、カルカッタのとなりにあるハウラーは、ハウライ湊と呼ばれるに、ふさわしい土地である。

この当時、日本にあったフリという名の宇宙船は、中国で鵬と呼ばれ、インドではガルーダという名の巨鳥として知られている。そのガルーダが、天ノ橋立の南にある施薬寺（京都府与謝郡町滝本）に、カローラという名の鬼の話として伝わっていることは、カシコネ王がインドから天の橋立に、宇宙船で舞い降りたことと関係があるにちがいない。

cf イサク 段戸山の帯状施設

日室岳ピラミッドが造られた時期

※天の橋立から大江山に向かう方角が、その当時の南北方位を表しているのに対し、天の橋立と丹波高地の東にある三国岳とを結んだ線は、当時の東西方位を表している。

この三国岳の山頂付近が、比較的、なだらかな地形になっているのは、かってここに宇宙船が着陸したからではなかったか、と思われる。

そして、この三国岳と京都の愛宕山を結んだ線分の、中点に位置する宮は、かって大江山（日室岳ﾋﾑﾛﾀﾞｹ）の山頂から昇る、春分秋分の朝日の揺拝（観測）地点であったのであろう。

大江山山系の中で、整ったピラミッド型の山容を示す、日室岳は、伝説によれば、夜の間は地下のトンネルを潜りぬけた太陽が、朝になると姿をあらわす山であった。日室岳のふところには太陽が夜のあいだ隠れている部屋があるというので、日室岳と名づけられたということだが、この日室岳もまた天の橋立が造られた時代に、人工的に造られた山であったと考えられる。日室岳の山腹に口をあけた洞窟を調査すれば、この山から、丹波高地の地下都市（身栗利岳大宮）に通じる、地下トンネルが発見される可能性もまったくないわけではない。

天の橋立と大江山・三国岳・宮を結んだ線分の、数学的、物理学的な意味については、読者自身で調べていただきたい。

カシコネ王は、息子のイザナギに天皇の位を譲ると、遠津海甲斐国、（今の東海地方の山梨県）にある、金峰山から神去った。その遺体は、（岐阜県吉城郡神岡町の鬼ｹ城）に葬られた。

※神岡の鬼ｹ城と、山梨の金峰山を結んだ線は、当時の東西線になっている。

カシコネ天皇は、即位してまもなく４７音の文字にちなんだ歌をつくった。これがヒフミ言歌の始まりである。

※カシコネ天皇の時代につくられたのは、図のようなアヒルモジと、アヒルクサモジであるといわる。カシコ天皇は、このほかに、トテヨクモジとほぼ同じものも定めたと記されている。トヨクニモジについては、第１８代オオトノチ天皇がつくったとも記されていて、竹内文書の記事に混乱がある。しかし、いずれにせよ、このトヨクニモジがＢＣ７７０年頃からＢＣ７５０年頃までの間につくられたということが、ひとつの目安にはなる。

ＢＣ７５０頃

上古第２１代天皇イザナギは、ヒサカタノアメノマハシラ（比刺方天真柱）を巡って、皇后イザナミと結婚したあと、天根根中日見日高見国（ｱﾒﾉｺｼﾈﾅｶﾂﾋﾐﾋﾀﾞｶﾐﾉｸﾆ）――今の富山湾地方の氷見をふくむ日高見＝石神（ﾋﾟｯﾄｶﾑｲ）の国――の栗礼羽（ｸﾚﾊ）赤土大宮で即位した。

※とは天上の都の聖なる柱、アトランティス伝説に登場するポセイドンとクレイトーの宮殿にあったような、世界樹のイメージをもっている。

この世界樹は北欧神話では、アースガルズの国の、ミミルの泉のほとりにあった、ユッグドラシル（とねりこ）の木として伝わっているが、その土地を地球上のどこかに求めてみると、中国の地理書に巨大な樹の形をとって表現された、昆倫（コーカサス山脈）の地が、世界樹思想の発祥地にふさわしい。「昆倫山記」に巨大な地下都市があると記され、実際に世界最大の地下回廊をもつコーカサス山脈は”天帝の下界の都”とよばれたところである。してみると、文中の比刺方天真柱とは、このコーカサス山脈の都から飛び立った宇宙船がめざす目的の星、日本人の祖先がかってそこからやってきたといわれる天日国の星、バアルビー星にある、天帝の都の柱であったとも考えられる。

アイヌの伝説は、その昔、地球の支配者だったアイヌラックルが、下界にやってきた美しい娘を追って、天帝の都がある、天上の星まで旅をしたと伝えているが、この柱は、そのときアイヌラックルが天帝の娘と結婚式を挙げた、宮殿の柱と同じものであったかもしれない。

アイヌ伝説の英雄アイヌラックル（またの名オイナカムイ）にもたとえられるイザナギは、イザナミと結婚したあと、富山湾に臨む日高見の国の都にやってきて、御皇城山（ｵﾐｼﾞﾝﾔﾏ）の皇祖皇太神宮で即位の儀式をあげた。その栗礼羽赤土大宮の栗礼羽（くれは）とは、アイヌ語のkur-ap（山・あるところ）に由来している。

アースガルズの国－アガルタ　　

シュメールの町ウルはまたの名をクラブといった。

クラブの英雄ギルガメッシュとは、タカミムスビのことであった。してみるとシュメールの町クラブもまた、このクレハに由来していることになる。アイヌがみずからをシュメレ

ンクル（シュメール人）と称していたことは、きわめて示唆的なことである。１８参照

※日本山名辞典によって金のつく山と峠を調べてみると新潟県が最も多い

新潟１０

山形８

山梨　６

岐阜５

長崎５

長野４

福岡４

所在県	地名	地名数
新潟	金倉山（かなぐらやま）	１
	金城山（かなしろやま）	２
	金鉢山（かなばちやま）	３
	金山（かなやま）	４
	金山（かなやま）	５
	金凍山（かねこりやま）	６
	金城山（きんじょうざん）	７
	金北山（きんぽくざん）	８
	金剛山（こんごうせん）	９
	金比羅山（こんぴらやま	１０

山形	金山峠（かなやまとうげ）	１
	金倉山（かねくらやま）	２
	金山（かねやま）	３
	金幸山（きんかざん）	４
	金峰山（きんぽうざん）	５
	金池山（かないけやま）	６
	金姥（かなうば）	７
	金剛山２（こんごうさん）	８

最新基本地図その他によって金のつく地名を調べてみてもやはり結果は同じである。

新潟５　富山５　石川４　福岡４

所在県	地名	地名数
新潟	金比山	１
	金井	２
	金丸	３
	金巻	４
	金塚	５

富山	金屋	１
	金代	２
	金山新	３
	金泉	４
	金剛堂山	５

石川	金丸	１
	金沢	２
	金石	３
	金蔵	４

これらの地名を合計すると

石川（４）富山（５）岐阜（５）

長野（４）山梨（６）新潟（１４）山形（８）福岡（７）長崎（５）

新潟と長崎は縄文時代のヒスイの産地で攻玉の中心地

以上のことから新潟を中心とする北陸、中部地方に、金のつく地名が多いことがわかる。

また新潟と山形、石川には、カネクラ（金蔵　金蔵）という地名がある。カネクラは、アイヌ語でkani-kur（金・山）という意味であるから

・これらの地域は、縄文時代に、アイヌの金山と、金工の町を中心に栄え、後世までひきつがれたものと解釈することができる。

・さらに、北陸と北九州に金のつく地名が多いことは、これら両地域を中心に足跡を残した、イザナギの活動と関係があると考えられる。

・ツボケ王朝第２代の王、カナリが、カニ（金）の王　カンナ（雪）の王と解されることは、イザナギが、オサOsa（黄金）の男　カニ（金）の王であったことを物語っているように思われる。

cf　芝倉　柴倉　シバクラ

ユーカラの伝承者として知られるカンナリマツ［金成　マツ］は津保化王朝第２代のカナリ家の末えいとして、王家の歴史を伝承したきたことが考えられる

カンナリマツ＝カンナ・王・女

天帝の娘（イザナミ）とオイナカムイ（イザナギ）の、天上における愛と結婚の物語は、のちに、索牛　織女の七夕伝説に姿を変えて親しまれることになった。

日本における七夕祭りの中心が、東北地方にあるのはこの地が新潟に近く、イザナギとかかわりが深いからであろう

※金比羅山

インドのクンピラ、すなわち宇宙神、クベーラ（クマラ）――ラーヴァイブの兄――

にちなむ山

ＢＣ７５０年頃、日本とインドが、つながりをもっていたことを意味している。クンピラは象顔の神、ガネーシャであり、宇宙飛行士と解される。

皇后のイザナミはここで、ひる子尊（ﾋﾙｺﾉﾐｺﾄ）をはじめとする、多くの皇子・皇女たちを産んだ。しかし彼女は、火の神を産んだとき、産道がひどく焼けただれて、七夜苦しんだ。そこで彼女は、この病気をなおすため、夫のイザナギに別れをつげて、イダナ国バミル高原から、アフスタン国のヘラサカイトに去っていった。

※文中のイダナ国バミル高原とは、（中国）の西のはずれにある、パミール高原をさしている。またアフスタン国のヘラサカイトは、アフスタンを、今のアフガニスタンと考えれば、イラン国境に近いヘラートをさしていると思われる。

しかしあとの文で、アフスタン国には、アフガニスタンのカブールのほかに、ソ連邦ウズベク共和国の首都タシュケントや、ブハラなどがあったとされているので、当時のアフスタン国は、今のアフガニスタンより広かったことがわかる。

しかも、アフスタン国のカブールやブハラ、タシュケントといった町は、いずれもシルクロード沿いの交易拠点で、これらの町には、パレスチナのサマリアや、ゲラサ、エルサレムからやってきたイスラエルの商人たちが数多く住んでいた。

そこで、文中のアフスタン国を、イスラエル人によって営まれた隊商都市ネットワークと理解すれば、この国にあったとされるヘラサカイトは、前８世紀に栄えたイスラエルの都市ゲラザ（ヨルダンの北西部　アンマンの北方およそ４０kmのところにあった古代都市）をさしていると考えることができる。イザナミがこのゲラサへ病気をなおしに帰ったのは、おそらく彼女がゲラサかサマリアあたりの出身で、イスラエルの女性だったからだろう

イザナミがイスラエルの女性であったという点は、竹内文書が、アフスタン国を、イスラエル王国と記していないので断定しにくいところだが、当時のアフスタン国の状況から、この国をイスラエルとみなすことができる。

ＢＣ７５０年頃、イスラエルは、イラン高原とアナトリア高原を制圧したアッシリアの脅威にさらされていた。アフスタン国のヘラサカイトで生まれた、イザナギとイザナミの３人の王子たち（カブール　ガズニ　ファライ）が、イザナギの日本帰還にともなって、カブール、ブハラ、タシュケントに残されたことは、サマリア、ゲラサからカブールに到る、＜シルクロード＞の東方へアッシリアの侵入を許さないために、イスラエルがとった措置だったとすれば理由がはっきりする。

イザナギは、妻の重い病気が、火の神によってもたらされたことに憤り、火の神を剣で

突き刺した。このことによって、火の神の穢れは清められ、皇子は生まれ変わった。その後、イザナギがイザナミのあとを追って、アフスタン国へ行ってみると、皇后はヘラサカイトにおり、元通り美しくなっていた。そこでイザナギは、ヘラサカイトに宮殿を建てて皇后とともに住み、ここでカブイル民王、ズニ王尊、ファライ王尊を生んだ。イザナギはこれら三人の皇子を、アフスタン国のタシュケント城、ボハラ城、カブイル城のそれぞれの王に伝命すると、彼らを現地に残し、皇后のイザナミと連れだって、日本（天国）の都に帰ろうとした。

※古事記と日本書記によれば、イザナミは火神を産んだとき受けた火傷がもとで、黄泉（ﾖﾐ）の国（地下にある死者の国）に去り、これを憤ったイザナギが、火神を殺したあと、黄泉の国へ行って、彼女を連れ戻そうとしたが、失敗に終わったことになっている。またイザナギが訪問したのは、アフスタン国のヘラサカイト（平坂伊止）ではなくイヅモ（出雲）の国のヨモツヒラサカ（黄泉平坂）となっている。

しかし、古事記と日本書記は、その後イザナギが一人で生んだことになっている三貴子、（アマテラス　ツクヨミ　スサノオ）の一人、スサノオに、母の国イザナミのいる、出雲の国へ行きたいと語らせている。このような不都合から判断すると、イザナミは黄泉の国から救出されたというのが本当らしい。イザナミが地下世界から生き返って、イザナギとの間に三貴子をもうけたことは、竹内文書だけでなくウエツフミも記している。おそらく記紀の編者は、イザナミと三貴子の出自を隠すために、彼女をヘラサカイトではなく平坂で死んだことにしてしまったのだろう。

ところが、このことを知ったヨモツクニ（黄泉国）の白人王は、白人女を返すな、イザナギを追い返せ、とばかり二人を追ってきた。白人の追手をかわすため、イザナギとイザナミは相談して、逃げ道に桃の実をうず高く積み上げた。白人王と女たちは、突然降ってわいたようなおいしい果物の山にすっかり上機嫌となって、二人に対する追求の手を休めた。そこでイザナギ天皇は、ヤツシ城の白人王に向かって「汝をローマ国王に命ず、ネゴイ城の王城に居るべし」と告げたところ、この白人王は、天皇の申し出を喜んで受け入れた。こうして天皇は、さきにアフスタンの各地に派遣した皇子たちに、それぞれカブール、ブハラ、タシュケントの王として、防衛の任務を忠実に果たすよう訓令を発したあと、イザナミ皇后をともなって、日本の都に帰ってきたのである。

※竹内文書のこの記事は、皇后のイザナミが「白人女」であったことを物語っている。

このことは、第１６代天皇ウヒチニの娘ミチノク姫の孫に、ヨロバクニヌシ

（豫呂母国主）がおり、このヨーロッパ王、すなわち白人王の孫娘が、イザナミであったという記事からも裏づけられる。イザナミが日本では白山姫として、加賀の白山に祭られ、白い肌の女神を連想させるのは、単なる偶然の一致とは思われない。彼女がアフスタン国の王妃でありながら、イザナギとともにこの国を脱出したのは、アフスタン国がアッシリアに滅ぼされたイスラエルをさしているとすれば当然のことと考えられるし、滅亡前に、すでにアツシリアの属国と化していたイスラエルの王妃が、アッシリア（またはヒッタイト）の王女の一人で、アーリア系の白人女性だったということは十分考えられることである。

イザナギがイザナミをの国から連れ出すということは、竹内文書の中では、もっぱらヨモツ国と名づけられた、ヨーロッパ・小アジア（アナトリア高原）・イラン高原地域の一画から、彼らが脱出したことを意味するものとして語られているが、一方でこの地域には、数多くの地下都市と地下回廊があるので、実際にイザナギはイザナミをアッシリア支配下の、地下都市のひとつから救出したことが考えられる。

イザナギの時代に活躍したイスラエルの予言者イザヤが、ＢＣ７５０年頃、迫りくる地球の異変を警告して、「あなたは岩の間にはいり、ちりのなかにかくれて、主の恐るべきみ前と、その威光の輝きを避けよ」（イザヤ書第２章１９節）と勧めたたように、当時の人々は洞窟や地下都市に避難していた。

イザナギの孫とされるオシホミミは、宮下文書によればトヨクミヌ（＝トヨクモノネ）の孫で、トヨクミヌがアイヌのポニウネカムイと同一人物であったとすれば、オシホミミは、ポニウネの孫のポヤウンペに相当する人物ということになるのだが、このポヤウンペは、「ユーカラ」の中で、少年時代を洞窟の中で過ごしたと物語られている。またポヤウンペの父か祖父にあたるアイヌラックルは、魔神にさらわれた日の女神（または婚約者）を救い出すために、地下でも魔神と戦っており、このことはイザナギが黄泉の国（アナトリアを中心とするヨーロッパ――イランの地下都市）で鬼神たちと戦った話と同じである。

ニタイパ　カイエ

ドロミテ高地の巨石文化

ブルクシュタルの城壁

プフラッチェの魔女の椅子

イザナギ天皇は筑後の御前山（大分県日田郡前津江村と福岡県八女郡矢部村の境にある、1211m）に大宮を造り仙洞とした。

※この御前山大宮が造られたのは、ＢＣ７４７年の異変の前である。そのことは御前山（御前岳）が、ＢＣ７６２ーＢＣ７４７間の南北方位を示す、金峰山――国見山線上にあることからわかる。

また、国見山――御前岳の距離（約18.5km）を３倍したものが、金峰山――国見山（約55.5km）の距離となっていることも偶然ではない。

ここで興味深いのは金峰山――御前岳の距離（74km）が、東海地方の基準線となっていた、金峰山――秋葉山の距離（111km）の2/3に相当し、［金華山――段戸山の距離に等しく］金峰山――御前山の線をさらに延長した線上の、111km地点＝山国町の標識点のそばに、一尺八寸山という奇妙な名前の山があることである。

この一尺八寸という単位は、国見山――御前岳の距離18.5kmの18と、、何か関係がありそうである。

ＢＣ７４７年　

イザナギとイザナミは、筑紫の日向の、でをした。

阿波岐　apa-ke　入口　あるところ

＊　古事記ではこの禊をしたのはイザナギだけとなっており、そのときアマテラス、ツクヨミ、スサノオの三貴子が、筑紫で生まれたことになっている。

筑紫の日向の、阿波岐奈は、中国の古い地理書によれば、朝鮮半島から北九州に到る対馬・壱岐の海域をさしている。

この海峡が誕生したのはＣ１４年代で１２０００年前とおもっていたが、もしかしたら、ＢＣ７４７年の黒潮古大陸が沈み、ヒマラヤチベットが隆起し、東シナ海が誕生した異変と同じ時期かもしれない。

今の朝鮮・対馬海峡が成立したのは、ダーダネル海峡とジブラルタル海峡が誕生したのと、１同時代であったことも考えられる。

◎もしも東シナ海異変の年代が、ＢＣ７４７年頃と証明されるなら、中国の黄河・揚子江流域に再び人々が住みはじめたのは、ＢＣ７４７年以降ということになり、中国史の再編は必至である。

上ﾂ瀬は瀬速しー朝鮮海峡／下ｯ瀬は瀬弱し－壱岐水道／中ｯ瀬に堕り潜きて－対馬海峡

テキストボックス: 吉備児島＝岡山県島半島　（建日方別）
小豆島（大野手比賣）
大島＝山口県屋代島（大多麻流別）
女島＝大分県姫島（天一根）
知詞島＝長崎県五島列島（天之忍男）
両児島＝長崎県男女列島（天両屋）

千島・樺太・北海道の成立したのは、ミヨイ島（古ベーリング大陸）が沈没した、

ＢＣ７０２年の異変以後のことらしい

天皇と皇后は神勅により、富山の皇祖皇太神宮に急いで参拝祈願し、神殿と鳥居を新たに造って盛大な儀式を行った。

神殿：　幅３６１尺　奥行き３７２尺

前殿：幅７６１尺　奥行き７２１尺

鳥居：四方位

この儀式には、世界各地の五色人の王、３８３人が参列した。

天皇は、栗礼葉羽大宮を仙洞としただけでなく

狭依（ｻﾖﾘ）信濃彦に命じて飛騨に日ルクラ位大宮を造らせ、これを仙洞とした。

※イザナギがこの時期に、富山の皇祖皇太神宮に参拝したのは、ＢＣ７４７年の異変を無事に生きのびたことに対する感謝の気持ちを表すためだったろう。

そしてこのとき新たに設けた神殿とは、富山の皇祖皇太神宮ではなく、立山町横江の、尖山ピラミッドとその拝殿ではなかったかとおもわれる。

天皇と皇后は、天疎日向津姫尊（アマテラス）と月向津彦、月弓命（スサノオ）を生んだ。アマテラスの居た信濃（長野）飛騨（岐阜）地方はサヨリダマ国と呼ばれた。

ＢＣ７４７年

天皇はその位をアマテラスに譲ると、富山県・新川郡トトノオ大宮から神去った。イザナミ皇后もまた、加賀の白山の宮から神去った。皇后の神去ったところは、カカノシラ山と呼ばれた。イザナギ天皇の時代に地球はことごとく泥の海となる大異変に見舞われ、世界各地の五色人がほとんど死に絶えた。

※天皇や皇后が神去ったと記された山が、その当時の異変のあとの方位を知る手がかりとなることは、すでに再三テスト済みである。そこでイザナミの神去った白山と石動山とを結んでみると、その線はＢＣ７４７年の異変のあとの南北方位をさしていることがわかる。

※白山が聖（日知り）の山として注目されたのは、この時期の方位判定に用いられたからであろう。新川郡のトトノオ大宮が、立山町横江の光山ピラミッドの位置にあり、飛騨の日ルクラ位大宮が、岐阜県丹生川村の日輪神社をさしているものと解すれば、その方位もまた、ＢＣ７４７年異変後の南北方位をあらわしていることになる。

ＢＣ７３５年頃

上古第２２代天皇アマサカルヒムカツヒメ（天疎日向津比賣）

すなわちアマテラス天皇は、富山の皇祖皇太神宮で即位の儀式を挙げた。

※竹内文書は、古事記・日本書紀と異なり、イザナギの三貴士、アマテラス・ツクヨミ・スサノオのうち、ツクヨミを欠いて、スサノオをツクヨミと同一人物と記している。

ＢＣ７４７年

アマテラスが、イザナギ天皇から位を譲り受けたとき、弟のスサノウは、地球をことごとく荒してしまった。このため姉のアマテラスは怒って、天に昇り、日球国の岩屋に隠れてしまった。

テキストボックス: ※本文には、日球国の岩屋に隠れたと記されているが、あとの文で、岩屋を開いて天降ると述べられているので、アマテラスは天上に去り、天日国の岩屋に隠れてから、再び地上に戻ったと考えた方がよい。
古事記でも、スサノオはアマテラスのあとを追って天に昇ったと記されている。
本文のあとで、スサノオが３人の息子に別れ、「天日国へ帰る」「今より天津日国へ登り行く」と語っているのも、アマテラスが天上にいたことを示している。

その結果、地球は真っ暗になり、万国の祭りごとがすべてとどこおってしまった。

このことを憂えた群臣たちは、天上の天日国の父の岩屋の前に集まって、アマテラスが岩屋（火星？）から出ることを願い、スサノオの所業を憎んでイザナギ天皇に何とかしてほしいと願った。　　　　　

＊本文はすでにアマテラスが天皇になったと記しながら、ここで群臣たちにアマテラス（日の女神）の出現と、スサノオの処罰をイザナギ天皇に求めさせている。ということは、太陽が姿を消したこの時期には、イザナギがまだ天皇であったことを示しており、それはＢＣ７４７年の異変にともなう事件であったことをも意味している。

そこでアマテラスの岩戸隠れに関する記事は、イザナギ天皇時代の記事として扱うことにした。

戦争の話

洪水の話

飢餓の話

などはいずれもＢＣ７５０年頃のこと

テキストボックス: イザナギはオイナカムイだった
※なおイザナギが日の女神の出現にひと役買ったとみられるこの記事は、オイナカムイが養いの姉である日の女神トカプチュカムイを、魔神の岩屋から救い出したという、アイヌの伝説と同じテーマを扱ったものである。またオイナカムイ（アイヌラックル　オキクルミ）が、婚約者（または妻）を救うために鬼神と戦ったり、天から妻とともに降りてきて大洪水後の国づくりをした話なども、イザナギ神話と共通している。従ってイザナギとオイナカムイは同一人物だったとみなしてよいように思われる。

戦争の話、洪水の話、飢餓の話などは、いずれもＢＣ７５０年頃のこと

群臣たちからこのことを聞いたイザナギ天皇は、ひどく立腹して、スサノオを詰問し手足の爪を抜き取って支那（ｴﾀﾞﾅ）国（ユーラシア大陸）に追放した。

こうしてスサノウは檀国（ソ連のウラル地方）に神人として天降り、干壇木根（ウラル山脈の南にあるクスタナイ）に降り立って、この地域をと名づけた。スサノオはこの地でイザナギとイザナミの間に生まれた。アフスタン国王カブイル（アフガニスタンのカブール城主）やボハラ王子（ウズベクのブハラ城主）と会い、ボハラ王子の娘であるタン美女主と結婚して３人の子供をもうけた。すなわち檀林君（タリム盆地からウラル高地のタンボフ檀朴に到る地域の支配者）檀両時スタン君（トルクメン共和国のあたりから、新たんウィグル自治区まで広がる、トルキスタン地域の支配者）檀南君（ドナウ川流域の支配者）の３人の王子である。

系図引用

クスタナイ

kus-to-nay 渡る・沼・川

chi-kus-to-nay 我らが渡る沼川

スサノオ＝タルギタオススサノオ＝ヘラクレス

※本文の記事はスサノオがＢＣ７５０年頃ウラル山中に天降って３人の王子をタン美女との間にもうけたことを伝えているが、ここで非常におもしろいのは、スキタイ人自身が自分たちの始祖タルギタオスには、リポクサイスとアルポクサイス、およびコラクサイスの３人の子がおり、彼らは天から黄金の杯や斧などを授けられたと伝えていることである。――［ヘロドトス「歴史」巻４の５］

ギリシャ人は、これら３人の子が、英雄ヘラクレスと蛇女との間に生まれたと考えているが――［ヘロドトス「歴史」巻４の９］――その蛇女の蛇の古称タンネは、タン美女主のタンと一致している。

スキタイとギリシャの伝説はどちらも、スキタイの王に３人の子があったことを伝えているが、その王とは竹内文書によればスサノオのことだった。スサノオはヘラクレスのように太陽を射たという伝説を直接的な形でもっていないが、日本書記は彼が太陽神アマテラスの身を、俊（ﾋ）（先のとがった機織りの付属器具）でもって結果的に傷つけたと伝えているし、スサノオが天降ったとき使ったとみられる天之浮船は、ヘラクレスがそれに乗って空を飛んだという黄金の杯（円盤型宇宙船）の話として伝わっている。［ｱﾎﾟﾛﾄﾞｰﾛｽ「ギリシャ神話」第２巻５の１０］

タルギタオスタルギタタギルタテグラテ ティグラトピセル

スサノオが八つの頭をもつ巨大な竜蛇（ヤマタノオロチ）を退治した話は有名だが、この話はギリシャでは、ヘラクレスが９つの頭をもつ巨大な水蛇ヒュードラーを退治した話になって伝わっている。しかもこのヤマタノオロチが、両白山地（福井・石川・岐阜３県にまたがる山地に）にいたと伝えているところから判断すると、ヘラクレスの退治したヒュードラーは九頭竜川の河口の沼地にいたようにも考えられ、ヒュドラーの音も意味も日本のクヅリュウ九頭竜に由来するのではないかとさえ思われる。

スサノオはポヤウンペだった!! ウラル山魔竜退治

スサノオはこれら３人の息子に、ドナウ川流域から、新たんウイグル地区に到るユーラシアの広大な土地を手分けして守るよう指示すると、自分の姉は太陽神アマテラスであることを息子たちに話して、天上の天日国にむかった

ＢＣ７４４頃

そしてスサノオが天上のイザナギ天皇に地上のようすを報告すると、イザナギはスサノオの息子タンボフ（檀朴）を、タリム盆地からウラル高地にかけて広がる檀国の王にすること、ダナン（檀南）をルーマニアのブカレストを中心にドナウ川流域に広がるカレスト国の王にすること、さらにタルジスタン（檀両時スタン）をトルクメンから新たんに到るトルキスタンの支配者、すなわちスサノオの妻、タン美女主を国の王とすることを、スサノオに命じた。

スサノオはイザナギのこの命令を喜んで受け入れ、息子たちに伝えた。３人の息子たちも、各地の王として任務をはたすことを喜んで受け入れた。

※竹内文書の本文は、この時期の天皇がアマテラスであったと記している。けれども、これに続く本文で、アマテラスは相変わらず岩屋に隠れて、政治の世界から離れていたことになっているので、文中の天皇はひき続きイザナギであったと考えたほうがよい。

イザナギ天皇時代の異変（ＢＣ７４７年）のあと、スサノオは日本を追われてウラル山脈の麗に降り立った。そしてこの地で彼は白系のイスラエル人女性イザナミと、イザナギ天皇との間に生まれた、ボハラ王子の娘タン美女主と結婚し、３人の息子をもうけた。このことは本文の前の文でも示されているが、スサノオと３人の息子が竹内文書の語るようにユーラシア大陸の広大な地域の支配者となったということは、われわれにとってにわかに信じられない話である。けれども先に見たとおり、スサノオがスキタイ王タルギタオスであったとすれば、このような一見信じがたい話も、あるいは事実であったかもしれないと思われてくる。というのも、ＢＣ７５０年頃のオリエントの歴史をふりかえってみると、トロイ戦争が終わったあとのオリエント地域は、クルジスタンを南下したアッシリア軍の怒涛のような軍勢の支配下に入ったことが、当時の粘土板文書や六角柱碑文、旧約聖書の列王記の記録などから確かな事実とみなされており、そのアッシリア軍の主力部隊は、スキタイ人であって、アッシリア軍の総指揮官ティグラトピレセル（テグラテピレセル）は、スキタイタイ王タルギタオスにほかならないからである。日本のスサノオと同一人物であるとみられるスキタイ王タルギタオスの名は、テグラテピレセルという名前の一部テグラテ　Ｔ．Ｇ．Ｒ．ＴがタルギタＴ．Ｒ．Ｇ．Ｔと訛ってギリシャ語化したものだった。

スサノオの活躍は、前８世紀のアッシリア王ティグラトピレセルの年代記に求めることができる

テキストボックス: つまりスサノオが、前８世紀のアッシリア王ティグラトピレセル（ＢＣ７４４－
ＢＣ７２７在位）であったとすれば、彼がユーラシア大陸の全土を席倦するほどの力をもっていたことは、ティグラドピレセルについて知られているたぐい稀な行動力と＜世界の王＞としてオリエントに君臨した強大な支配力とによって、十分に証明されているといえる。
ユーラシアの北方からコーカサス山脈とクルジスタンを越え、またたくまに、アッシリアの王となってメソポタミアの全土を支配下に収めた、ティグラトピレセルは、竹内文書に速進男とも記されたスサノオのイメージと完全に一致する。

ティグラトピレセル年代記

ＢＣ７４４即位

ティグリス川の名称はティグラトの川つまり

ティグラトピレセル

の川に由来する。

ＢＣ７４３イスラエルを制圧する

ＢＣ７３３小アジアシリアを制圧する

ＢＣ７２８バビロンを征服する。

ＢＣ７２７死亡

ニネヴェの建設者

（方位から判定）

ウラルトアイヌ語で霧の湖を意味するｕｒａｒ－ｔｏつまり今のヴァン湖周辺に住んだ人々の国

Ｃｆヤマンタウ山

祇園祭り山矛

※アッシリア王ティグラトピレセルは、イスラエルの予言者イザヤがＢＣ７５０年頃、「主は旗をあげて遠くから一つの国民を招き、地の果てから彼らを呼ばれる。見よ彼らは走ってすみやかに乗る。」（イザヤ書第５章２６節）　「その日その鳴るりどよめくことは、海の鳴りどよめくようだ。もし地をのぞむならば、見よ、暗きと悩みとがあり、光は雲によって暗くなる。」（第５章３０節）「その日、主は大川（ユーフラテス）のむこうから雇ったカミソリ、すなわちアッシリアの王をもって、頭と足の毛をそり、またひげをも除き去られる。」（第７章１８節－２０節）と何度も警告したとおり、ＢＣ７４７年の異変のあと、ユーラシア大陸の地の果て、ウラル地方からティグリス・ユーフラテス川を越えてやってきた。オリエント学者Ｊ．Ｇ．マッキーンはティグラトピルセルがアツシュールニラーリ５世（ＢＣ７５４－ＢＣ７４５在位）を倒した反乱軍の指導者であったとのべているが、彼の出身地は明らかにしていない。けれどもティグラトピレセルがアララト山南麗のヴァン湖のそばに攻撃拠点を置いて、アッシリアを内と外から攻めていたフルリ人（カーリア人・カラ族）国家ウラルトの急激な台頭と符節を合わせて、アッシリアの王権を掌握し、なおかつそれまでの王のように、ウラルト対策に頭を悩ませることなく、イラク南部の諸都市を次々に征服できたことは、彼がウラルトの人々と同族で、アララト山方面からやってきたことを意味している。

※ウラルトの国民カーリア人は、前１０世紀のソロモンの時代から前８世紀のヤラベアム２世の頃まで、イスラエル王国の都　サマリア（旧名:カル）

に住んでいた十種族の中心勢力である。彼らはティグラトピレセルの時代に地中海沿岸各地や東アフリカ、インドでも活躍した。

のちに彼らの一部は中国に呉を建国し、朝鮮半島に高句麗を建国して、

大和朝廷と再び密接なかかわりをもったが、日本にスサノウ信仰を広めた京都八坂氏族が、朝鮮半島の高句麗経由でインドのオリッサ州から祇園祭のをかついできたカーリア人であることを、８世紀の「新撰姓氏録」が記していることは重要である。

ＢＣ７５０年頃ティグラトピレセルとカーリア人が結びつきをもったことは、その後１５００年たった奈良時代になっても、スサノオと八坂氏族の結びつきとして忘れられることなく意識され、今も京都の祇園祭の伝統の中にひそかに生き続けている。

※スキタイ王タルギタオスとして、ウラル山脈のクスタナイに降臨した日本のスサノオ（ポヤウンペ）が、古代オリエントの歴史に勇名を残したアッシリア王ティグラトピレセルであったとすれば、彼がウラルトの地に進出し、そこからティグリスユーフラテス川を越えていちはやくイスラエルに向かったのはなぜか。

ティグラトピレセルはＢＣ７４４年にアツシリア王になると、1年後のＢＣ７４５には、早くもイスラエルをアッシリアの支配下においたが、それは何のためだったのか。

これまで旧約聖書や粘土板資料からは知ることのできなかったこの間の事情を物語るのが、ゼカリア・シッチンによって作成された次のような地図である。

※シッチンは今から5000年前ほど前に地球を訪れた宇宙人が、アララト山とエルサレムを結んだ線を、着陸用フライトパスの中心線とする、宇宙港をシナイ半島に築いたと考えた。

彼によれば、シナイ半島にある未知の宇宙港は、エジプトのヘリオポリスとシナイ半島南端の、ウム・シュマール山に測地用ビーコンを配し、エルサレムに飛行管理センターを置いたもので、ヘリオポリス＝エルサレム線とウム・シュマール山＝エルサレム線の距離は等しく、ふたつの線がつくる角度は４５度となるように設計されたという。またバールベツクとこの宇宙港はエルサレムの飛行管理センターから等距離にあり、バールベックには宇宙人たちの秘密の地下基地か、宇宙船の格納施設があったと説いている。

このようなシッチンの説は、いまだ証明されていない宇宙人の存在を前提としていることもそうだが、肝心の宇宙港があったというシナイ半島のＸ地点から、バールベツクの巨石神殿に相当する遺跡がみつかっていないことから、おもしろい仮説ではあるが説得力を欠いている。

また彼は、エルサレムの飛行管理センターや、ヘリオポリスとウム・シュマール山の測地用ビーコンがどんなものであったかを具体的には示していないし、それらが確実に５０００年前に造られたことを裏づける証拠も挙げていない。

従ってシッチンの説く、シナイ半島の宇宙港の存在や、この宇宙港が５０００年前に造られたという年代そのものには、非常に大きな難点がある。けれども地図上の各地点が、幾何学的な意味をもっているという点は、確かな事実であるし、エルサレムやヘリオポリス、バールベックの建設者が、飛行機械の離着陸を前提として、それらの位置を決めたとみなした、シッチンの解釈は、基本的にはまちがってはいないように思われる。

バールベック神殿

※今ここで読者に注目してもらいたいのは、シッチンが着陸用フライト・パスの中央線であると指摘した、アララト山＝エルサレム線の方位である。

この方位は、アッシリア王ティグラトピレセルが、ＢＣ７４７年の異変後に造った、ニネヴェの都のネルガル門のある城壁の方位と同じものだ。しかも、このアララト山＝エルサレム線の線上には、スサノオの父イザナギが、イザナミのために宮殿を造って滞在したと竹内文書に記されたヘラサカイト、すなわちゲラサの町が位置している。

またゲラサの北には、スサノオの降臨地、クスタナイの北方にあるイルビトIrbitという町と同じ名前の、イルビトIrbidがあり、ニネヴェの近くにもイルビトに由来するとみられるイルビールIrbilという町がある。イルIrはアッシリアでもちいられたアッカド語で、「高き者」を表しており、ヘブライ語のエル（神）と同じ意味をもっている。イルビトやイルビールという地名はどこにでもあるありふれた地名ではないから、このような呼び名をもつ町がゲラサ、ニネヴェ、クスタナイのそばにあることは単なる偶然として無視することはできない。

さらにまた、アララト山＝エルサレム線の延長上に、位置するカスピ海東部のウスチウルト台地には、ナスカの地上絵にも匹敵する地上絵がたくさん残されいるが、これらの地上絵のそばにある墓からは、前８世紀のスキタイ系遊牧民が使用した陶器がみつかっている。

これら一連の事実を総合的に考えてみると、ゼカリア・シッチンが宇宙船着陸用のフライト・パス中央線と指摘した、アララト山＝エルサレム線は、アッシリア王ティグラトピレセル、（すなわちスサノオ）がＢＣ７４７年の異変後に設定したものであり、

この線は異変後の新しい方位と、地形のもとで、崩壊した宇宙飛行システムと地上の都市ネットワークを再建するのに、最もふさわしい基準線（オリエント地域で、格好の目標物となっているアララト山の山頂を通過する、新しい東西線）を示すものとして選ばれたことがわかる。

ウラル山脈のクスタナイに降りたった、スサノオ（スキタイ王タルギタオス）がその後、ウスチウルトの台地に地上絵を描かせ、アララトの台地に地上絵を描かせ、アララト山地方のワラルトに進出し、ティグリスのほとりに王都＝ニネヴｪの建設を指示して、イスラエルへ、エルサレムへ、と向かったのは、崩壊した地球文明を再建するための基本線が、アララト山とエルサレムの間に引かれたからである。

このように考えると、エルサレムやゲラサから遠く離れた、ウラル山脈のふもとに、イルビトという町があり、ニネヴェの近くにイルビールがあることの意味も明かになるし、アララト山の彼方のウスチクルト台地に、スキタイ系の遊牧民が地上絵を残したことや、テイグラトピレセルが、ウラルトの地から、エルサレムに向かった理由もはっきりしてくる。

ウスチウルト地上絵の年代ニネェヴェ市街図

アンデスをふくむアメリカ大陸は、竹内文書にヒナタエビルス（南アメリカ）、

ヒウケエビルス（北アメリカ）と記されたように、昔から恵比須（えびす＝蝦夷＝アイヌ）の国だった。

アメリカ大陸に、アイヌの英雄ポヤウンペが、何らかの足跡をのこしたことが確かであるとすれば、ポヤウンペはスサノオであり、またティグラトピレセルでもあったから、スサノオに関係したスキタイの影響や、ティグラトピレセルに関係したアッシリアの影響が、このアメリカ大陸にはあるはずだが、その点はどうだろうか。

アメリカにスキタイ文化やアッシリア文化があったというと、これもまた一般にはあまり知られていないことなので、唐突な印象を与える。しかしこのことを証明する事実はいくらでもある。

北アメリカの、マウンドビルダー文化といわれる墳墓構築民の文化は、スキタイのクルガンと呼ばれる古墳とほとんど同じものであるし、パナマのコクレ遺跡からは、スキタイ系のケルトのモチーフをあしらった、黒色陶器が数多く出土している。ペルーやメキシコ、アメリカ沖西部には、アツシリアのジクラッドと呼ばれる階段状のピラミッドと同じものが幾つも残されているし、ティワナコの神殿の巨大な石板は、アッシリアの宮殿で使われたものと同じ金属製の留め具でつながれている。

アンデス高地の伝説によれば、ティワナコの先住民コリャ族は、新しくやってきたアラワク族に征服されたということだが、このアラワク族はアマゾン川の河口にあるマラホ島の住民だったといわれる。そのマラホ島からは、クレタのカーリア人（カラ族）が残した、きわめて日本的な含口瓶棺や、朱塗りの人骨、舟形陶器や、龍の絵が描かれた奉納物などが出土しており、彼ら（カラ族）の子孫であるトクピ＝グアラニ族は、コーカサス地方の古代語と、多くの点で似かよった言葉を話している。

*ブラジル原住民の祖先は日本人の祖先と同じだった***

日本語は古代世界の共通語であった

※ヘロドトスは「歴史」の中で、コーカサス地方にアマゾン族がいたと述べているが、そのアマゾン族とブラジルのアマゾン族であるトウピュグアラニ族は、かって同じカラ族の言葉カーリア語を話していたとみられるのである。

欧米とソ連の言語学者は、古代コーカサス語が、南米のトゥピ＝グアラニ語、アラワク語と似ているだけでなく、カナリア諸島のグアンチ語や、北アメリカのトゥアレグ語、ピレネーのバスク語や、古代エトルリアの言葉とも似ていることをすでに明らかにした。

その一方で、日本語は、インドのタミル語と同系であり、タミル語は、古代地中海人種が話していたドラヴィタ語に属するとみられている。日本語が、ピレネーのバスク語と共通の要素をもっていることもすでに指摘されている。

南米のトゥピ＝グアラニ語・アラワク語をふくむ、古代のコーカサス語とは、カラ族（カーリア人）、すなわち古代の日本人が話していた言葉だった。

［世界各地に未開読文字を残した、これらの人々の祖先は、日本語を話していた。従ってクレタの絵文字や、グアンチ文字、サハラ文字、イースター島文字、インダス文字、古代アンデス文字や、コーカサス文字、カムナ文字などの、未開読文字が、日本語で書かれていたとしても少しもおかしくはない。私自身がこれらの未開読文字を解読した結果によれば、これらの文字はすべて日本語で意味をなすことがわかっている。］

ウラルト

アイヌ語で

霧の湖を意味する

urar-to

つまり今のｳﾞｧﾝ湖周辺に住んだ人々の国

ナスカ地図

ティワナコ地図

写真　アンデスの燭台

写真マテュ、ピテュetc cf　ﾔﾏﾝﾀｳ山

オマンペシ	崖なして長く沖に出ている崎＝オマーン	アラビア
アトウィヤ	海の向こうの陸地　＝メソポタミアイラン高原からアナトリア高原にかけて	アッシリア
エサンノツ	海につきでた岬＝イタリア	ヨーロッパ
シラルペツ	岩川＝シルダクア川	中央アジア
	カニペツ金川＝ボルガ川　ホロカナイ？（－カニン半島）	ウラル
チュプカ	東	エニセイ

スキタイ

ス　尊

スサノ

ブラジルのアイヌ語地名
カメタ　　Cameta		エジプト語　kmt　ケメト（黒い土）　に由来する
○マカパ　 Macapa		mat-kampe （入り江の・水辺）
マラジョ Marajo		マウレセプ　（川中島？）
○アマパ Amapa		アマムペamam-pe（穀物耕作地）
アマゾン Amazon		アマム、ソネ（穀物の滝川）
○オビドス Obidos		オビトケ＜i-opi-to-ke （分かれ沼あるところ）タパジョス川がアマゾン川の本流に注ぐところで沼となっている
イタコアチアラ Itacoatiara		イタコアチai-chi（川又［or支流］の多いところ）アラ
ウマイタ　　 Humaita		ウタマイota-omai　（砂金があるところ）
その他　Ota　　地名

ここで再び、ティワナコに戻って、問題点を整理してみよう。

まずアンディスの伝説は、ティワナコの建設者がカラ族であったと伝えている。そしてこのカラ族とは、スサノオと同一人物であったとみられる英雄、ポヤウンペの同族、カラコやクルスキーとして知られる、アイヌのカラ族であったと考えられた。

次に、アンデスの伝説はまた、ティワナコの建設者が、アラワク族であったとも伝えている。そのアラワク族とは、スサノオと同一人物であったとみられるアッシリアのティグラトピレセルの同族、クレタ経由で南米にやってきたコーカサス地方のカラ族（カーリア人）であった。古代の地中海地方や、インドで話されていたドラヴィタ語は、日本人の祖先カラ族の言葉だったと考えられた。

アンデスのティワナコへ、太平洋を越えてやってきた人々が、ともにカラ族と呼ばれ、古代の日本語、アイヌ語と考えられる言葉を話していたことは、何を意味しているだろうか。

それはスサノオとポヤウンペ、スサノオとティグラトピレセルが同一人物であったというばかりではなく、テイワナコがスサノウの一族、古代の日本人によって建設されたことを意味している。

さきに私は、ティワナコの神殿の巨石が、アッシリアの宮殿で使われたものと同じ金具で留められていることを紹介したが、それはティグラトピレセルが、ニネヴェからティワナコへやってきて、このような巨石神殿を造らせたことを物語っているように思われる。

ティグラトピレセルは、コーカサス山脈を南下したあと、イスラエルに向い、この地でアララト山とエルサレムを結ぶ基本線を、ＢＣ７４７年以後の新しい東西線として設定したが、彼はティワナコへやってきて、同じような方位設定作業を試みなかっただろうか。

ナスカ地上絵の年代

軌道跡

チェニジア

マルタ

シシリー

ギリシャ

オーストリア

その他

４ＢＣ７７７－ＢＣ７６２頃の遺跡

１６８	ワリのウシュパコト遺跡
１３３	ナスカ川流域のカワチ遺跡ナスカ直線Ⅳ

５ＢＣ７６２－ＢＣ７４７頃の遺跡

１０８	ネペシャ川流域のパニャマルカ遺跡

６ＢＣ７４７－ＢＣ７３２頃の遺跡

	ナスカ――ティワナ湖――エル・フェルテ線
	ナスカ直線（横２本）

２ＢＣ１５００－ＢＣ７９２＜ナスカの５０Ｋｍの矢印図形＞

５８	ビルー川流域のリャマ神殿／ナスカ直線（たて１本ヨコ２本）
１８０	北高地ワマチューコ付近のウィラコチャパンパ遺跡

３ＢＣ７９２－ＢＣ７７７

１６８	ワリのカピャヨク遺跡
８９	ビルー川流域のプエルト・モーリン（Ｖ－８０）

*ウガヤ朝の時代測定***

古事記・日本書記は、ウガヤ天皇を１代としており、ウガヤ朝が７３代続いたか

疑問である。ウガヤ天皇のそれぞれについて、都の位置や、訪問地などを分析してみると

　６代と　１８代天皇は同じ大分の御室山へ

１２代と３６代天皇は同じ熊本の阿蘇山へ

２３代４７代天皇は同じ北海道のイトイ山へ

２４代６０代天皇は同じアフリカのギニアへ

４９代６１代天皇は同じイルクーツク、キレンスクへ

５３代６５代天皇は同じ大洗　鹿島へ行った

という具合にダブリがあり、しかも、後の天皇は、前の天皇の１２代か、２４代、３６代あとの天皇で、その間隔は、１２のｘ倍（１＜ｘ＜５）の代だけ、規則的に離れている。

また異変の記事に注目してみると

１８代２０代天皇の時の異変は

６９代７１代天皇の時の異変に、対応している。

これら２つの点を合わせて考えてみると、ウガヤ朝の記録は、イザナギ時代の異変（ＢＣ７４７）に続く、４つの異変の時代に起こった、一連の事件を、以下のように分散して配列したものであることがわかる。（〇印は異変のあった時代）

竹内文書の天皇の分析表１

横一列は同一天皇

数字は天皇の代数

ＢＣ年７４０頃
ＢＣ732	ｱﾏﾃﾗｽ	9	21	33	45	57	戦争
	ｵｼﾎ	10	22	34	46	58	戦争
	ﾆﾆｷﾞ	11	23	35	47	59	戦争
	ﾎﾎﾃﾞﾐ	12	24	36	48	60	戦争
ｳｶﾞﾔ	1	13	25	37	49	61		この頃北山経巻３（残）
	2	14	26	38	50	62
	3	15	27	39	51	63
ＢＣ717	④	16	28	40	52	64	戦争
	5	17	29	41	5365			このころ西山経　巻１
ＢＣ702	6	⑱	30	42	54	66	69
	7	19	31	43	55	67	70
ＢＣ687	8	⑳	32	44	55	68	71	この頃南西経
					ホホデミ	ヒコイツセ	72
ＢＣ680 年頃						サヌノミコト	73

［注］　ウガヤ朝の記録はアマテラス、オシホ、ニニギ、ホホデミの４人の天皇が活躍した時代（ＢＣ740頃－ＢＣ680頃）の歴史を扱ったもので、本来のウガヤ朝（ＢＣ680頃- ＢＣ230頃の出雲王朝）の記録は、第２のホホデミ＝神武（秦の始皇帝）の東征により失われてしまった。

竹内文書の天皇分析表２

横一列は同一人物

数字は天皇の代数を表す

中の地名は天皇の関係する地名

BC732	ｱﾏﾃﾗｽ	中国	9	＊21ｱﾒﾘｶ大阪	33ｱﾒﾘｶ中国大阪	45	57 中国		＊ﾐﾖｲ　ﾀﾐｱﾗ関係記事のあるところ
	ｵｼﾎ	新潟大分福井	10ｱﾒﾘｶ鹿児島新潟	22 静岡	34ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝ大分鹿児島	46ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝｱﾌﾘｶ福井	58静岡
	ﾆﾆｷﾞ	ﾁﾍﾞｯﾄ高千穂	11ｱﾌﾘｶ	23北海道	35	47ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝｱﾌﾘｶ北海道	59ﾁﾍﾞｯﾄ北海道高千穂
	ﾎﾎﾃﾞﾐ	中国南ｱﾒﾘｶﾖｰﾛﾂﾊﾟｲﾝﾄﾞ北海道	12北ｱﾒﾘｶ南ｱﾒﾘｶ阿蘇　北海道	24ｱﾌﾘｶｲﾝﾄﾞ	36中国ﾖｰﾛｯﾊﾟ阿蘇	48中国北ｱﾒﾘｶ	60ｱﾌﾘｶ南ｱﾒﾘｶ
北山経巻３（残）	ｳｶﾞﾔ	1青森静岡京都	13ｱﾌﾘｶ静岡	25	＊37ﾘｶﾞ青森	49ｱﾌﾘｶｲﾙｸｰﾂｸ京都	61ｲﾙｸｰﾂｸ
		2	14富山	＊26ｺｰｶｻｽ	38	50	62ｺｰｶｻｽ富山
		3長野福島	15ｱﾒﾘｶ　中国四国	27長野	39長野福島四国	51ｱﾒﾘｶ	63中国
BC717 西山経巻１		＊④中国	16ﾖｰﾛﾂﾊﾟ	28	40	52ﾖｰﾛﾂﾊﾟ	64中国
		＊5ﾐﾖｲ	17	29	＊41 ﾐﾖｲｵｰｽﾄﾗﾘｱ	53鹿島大洗	65ｵｰｽﾄﾗﾘｱ鹿島大洗
BC702		6 大分	⑱1 ｿ連大分	30	42	＊5４ソ連ﾐﾖｲﾀﾐｱﾗ	66		＊69 ﾐﾖｲﾀﾐｱﾗ没す
		7 富山鹿児島	19富山鹿児島	31富山鹿児島	43北ｱﾒﾘｶ	55北ｱﾒﾘｶ富山	67 富山鹿児島	70富山鹿児島
BC687南山経		8京都	⑳ ｱﾌﾘｶ京都	32ｱﾌﾘｶﾄﾙｺ	44	56ｱﾌﾘｶ	68		71ﾄﾙｺ72 73神武＝ﾎﾎﾃﾞﾐ

胡不興（高陽）の国＝高野聖の国

BC1500 華	畝傍山－寺垣内	十津川の鬼ｹ城朝日山城
早（古）夏前（中）BC1500――792 いん中〔新〕周	湯布岳－愛鷹山鬼ｹ島－美濃山－毛無山比婆郡水－江府水－鳥取水	ｼﾇﾀﾌﾟｶの家基郡＜神岡の鬼ｹ城＞	相不興国時代
BC792――777	耳成山－六甲山六甲巨石ライン	ﾎﾟﾔｳﾝﾍﾟの城＜六甲＞
BC777――762	大江山－寺垣内－熊野猪垣香谷岳－大江山－神岡	ｱｼﾞｱ遠征＜神岡の鬼ｹ城＞
BC762――747	フナ岩　　姥ｹ懐亀淵－宮池－青具	ﾚﾌﾞｼﾘ遠征ｳﾞｧﾙﾃﾞｨﾋﾞｱ遺跡
BC747――732	小樽ｋ－大野ｋ－男鹿ｋ－南蒲原ｋ馬取ｋ－鬼ｹ島ｋ	ﾌｺﾞｯﾍﾟ　＜帝釈＞	四国分立時
BC732――717	岩手山－是川鈴鹿巨石ライン１	＜鈴鹿＞
BC717――702	天香山鈴鹿巨石ライン	＜大和三山＞
BC702――687	紅かす山笠置巨石ライン	＜笠置＞
BC687以降	大湯		北斉

後期

竹内文書に記された地球大異変

	上古第１代	天日国より天元根国に降臨した天皇	黄帝
BC1550頃	上古第２．３．４代	日球国　大台原峰より脱出	高陽　高幸　勢
BC1500頃	上古第７代	越根中国に着陸	舜の妻
BC1450	上古第９代頃	恐山	萬
BC1400	上古第１１代頃		太康
BC792	上古第１４代	クニノトコタチ　　天日国へ行き異変の元をつくる神岡の鬼ｹ城
BC777	上古第１７代	ツノグイ能登の高州山に五色人を召集する
BC762	上古第１８代	オオトノチ　　　　日本国より脱出南蒲原の鬼ｹ城／トヨクニ文字の使用
BC747	上古第２１代	イザナギヘラサカイトの戦い
BC732	上古第２２代	アマテラス　スサノオによる越の山田川の大蛇退治
BC717	不合第６９代	ﾛﾑﾙｽ来朝ﾐﾖｲﾀﾐｱﾗ海中に没す
BC702	不合第５７代
BC687	不合第４代	不合代の異変は大地震とみられる。海（洪水）という文字なし